面接時の注意点
第一段階の「書類選考」(履歴書送付)を通過すると、次に待ち構えるのが「面接」となります。
以下は、面接時における注意点を列記します。
1.服装・身だしなみ・表情・口調
この段階からは実際に「会って」、「会話をする」ことになります。
初対面である面接官に良い第一印象を与える事が最も重要であります。
第一印象は「最初の10秒」で決まると言われます。ここで決定したイメージが今後ずっとベースとなり色々な評価に関わってきます。(やり直しはききません)
言い換えれば、最初に良いイメージを持たれた方が若干ネガティブな発言をしても良い方向で解釈しようとしますが、
悪いイメージを持たれた方が良いことを言ってもあまり心に響かない、といった効果を生んでしまうのです。
まずは「最初の10秒」で「良いイメージ」を勝ち取ることが絶対条件といえます。
(1) 清潔感
パッと見て1秒で「不潔」というイメージを持たれてしまうことは避けなければなりません。
スーツ、シャツ、靴に汚れが無く、ヨレヨレでないこと。
特に首から上の印象は強烈です。髪、化粧、ヒゲ、歯、シャツの襟元、ネクタイ等は細心の注意を払わなければなりません。
(2) 表情
しゃべらなくてもその人の性格を相手に伝えてしまう、という重要な要因です。
「暗い」と印象を与えず、「度を超えて笑いすぎ」に気をつけて、ちょうど良い「爽やかな表情」(笑顔ではありません)を練習しましょう。
(3) 声のトーン
声のトーン、しゃべり方は、その人のヒューマンスキル、性格を判断する材料となってしまいます。
場をわきまえたちょうど良いボリューム(大声はダメ)でハキハキと聞こえるように、「張りのある声」が求められます。
最初に会った時の「あいさつ」を上記を踏まえて練習してみましょう。
2.時間
面接を受ける立場において遅刻は絶対にあってはいけません。
かといって早すぎるのも良くありません。
場所を確実に確認する為に、1時間前着を想定して家を出ましょう。(不慮の交通トラブル、迷った時の為に)
面接場所を確実に確認出来たら、周辺で目立たないように時間を潰します。(会社の近所となるのであまり近いコンビニ、喫茶店は避ける)
約束の時間5分前に訪問をしましょう。(相手にもスケジュールがありますから、早ければ良いというものではありません)
3.姿勢
挨拶をする時の立ち姿勢、面接時の座り姿勢も重要です。
立ち姿勢は、足を揃えて背筋をピッと伸ばし、若干顎を引きます。
座り姿勢は、足を揃えて背筋をピッと伸ばし、若干顎を引いて、椅子の前の方に腰をかけ、男性は腿の上で軽くこぶしを握り、女性は優しく手を組みます。
話す時も、聞く時も、相手の目を見て不動の姿勢を保って下さい。
4.事前準備
応募する会社のことは事前にWebsite等で調べておきましょう。
またその事業内容から、想定される質問を考え、それに対する答えも用意するに越したことはありません。
会社の考えを理解し、自分の将来のビジョンを語れるようにしましょう。