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一宮市とトラックの物流

一宮市とトラックの物流

一宮市の概要

 

一宮市の地理的特徴

 

一宮市は愛知県の北西部に位置し、岐阜県と隣接する都市です。もとは「真清田神社」の門前町として発展し、尾張地区の中心として知られています。濃尾平野の中心にあり、で美しい水が流れる木曽川の恩恵を受けて発展してきました。中心地である一宮駅には、JR東海道本線と名鉄名古屋本線の駅がすぐ隣にあるため、交通の便も整っています。古くは繊維・織物の町として栄えていましたが、現在は名古屋までの交通の便が良いためベッドタウンとして老若男女を問わず人気の都市でもあります。2005年4月には隣接していた尾西市と木曽川町と合併し人口が38万人を超え、愛知県内の人口総数で名古屋市、豊田市に次いで3番目の多さとなっています。

 

一宮市最大の祭り「七夕祭り」

 

一宮市の「七夕祭り」は1965年に始まり、毎年7月の最終週に行われます。真清田神社から、本町商店街にかけて多くの屋台が出店し、様々なイベントやステージなどが開催されます。県外から訪れる人のためにシャトルバスなども運行されます。中でも商店街全体を華やかに彩る飾りはとても有名で、一宮市の夏の風物詩となっています。2015年に開催された七夕祭りではディズニーのパレードが行われ、子供を中心にたくさんの人で賑わいました。一宮市内で行われるイベントの中では最大の規模で、毎年130万人を超える人が訪れる人気イベントです。その人気と規模、知名度から仙台七夕祭り・湘南ひらつか七夕祭りと並んで日本三大七夕祭りと言われています。

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トラックと物流

 

トラックにマニュアル車が多いのは?

 

日本では乗用車の場合オートマ車に乗っている人が圧倒的に多いのに対し、トラックはマニュアル車が大半を占めています。その理由はいくつかありますが、まずオートマ車よりもマニュアル車の方が燃費も良く、車体価格も安く済むという事です。またオートマ車の方がギアチェンジがなく運転が簡単なように感じますが、運転に慣れたドライバーからすると自動で変速されてしまうオートマ車よりも自分でコントロールがしやすいマニュアル車の方が運転しやすいという理由もあります。さらにオートマ車はブレーキの効きが弱いため、重い荷物を載せることの多いトラックでは危険が伴います。以上のような理由からトラックにはマニュアル車が多いのが現状ですが、近年はオートマの車種も増えているため、将来的には欠点をカバーできるオートマ車が増える可能性はあります。

 

トラックの語源

トラックは貨物自動車の事を英訳したもので、主にアメリカで使われています。もともとはギリシャ語で車輪を意味する「trochos」が発展し、ラテン語を経由して英語の「トラック」になったといわれています。ちなみに、トラックはアメリカと日本では通じますがイタリアやフランスでは「カミオン」イギリスでは「ローリー」など国によって名前が変わります。