日本平PA(上り線)とトラックの物流

日本平PA(上り線)について

 

日本平PA(上り線)は、静岡県静岡市駿河区の東名高速道路にあるパーキングエリアです。

 

駐車場は、上り線は大型37台、小型108台、兼用18台、下り線は大型24台、小型114台、兼用32台を駐車する事ができます。

 

【日本平PA(上り線)の特徴について】

 

日本平PA(上り線)は、サービスエリア並みの施設が整備されていると言われており、高速バスでは日本平バスストップを併設していて、付近では茶園が広がっています。

 

また、このエリアでは富士山を眺望でき、フードコートのカウンター席ではコンセントが設置されています。

 

【おすすめの周辺観光地スポット】

 

観光地スポットには、賤機山(しずはたやま)や静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)などがイチオシです。

 

静岡浅間神社は、2000年以上の歴史を誇るこの地方随一の神社といわれており、江戸時代に徳川幕府の直営工事で60年かけて造営された総漆塗り極彩色の豪壮華麗な社殿群は、すべて国の重要文化財に指定されていて、その数は26棟にもおよびます。

 

徳川家康が元服式を行なった神社としても有名で、今川氏、徳川氏と類稀なる崇敬を受けてきました。

現在「20年かけての化粧直し」と銘うって境内にある重要文化財26棟を20年かけて順次修理していく「平成の大改修工事」を実施中とのことです。

 

また、「七社参りで萬願成就」といい、境内にある七つの神社をすべて参拝すると何でも願い事が叶うと言われており、評判を呼んでいます。

 

トラックと物流

 

【トラック誕生の歴史について】

 

現代では、重要な運輸の手段とされており、生活に必要不可欠となったトラックですがトラックの由来や歴史をあまり知らない方も少なくはありません。

 

トラックの語源はそもそも、trochos(ラテン語:鉄の輪)から来ていて、日本で初めて自動貨車を運用したのは、陸軍の輜重兵(しちょうへい)が起源だったと言われています。

輜重兵(しちょうへい)とは、糧食・燃料などの補給を行うサポート兵のことで、それまでの輜重具は日中戦争期まで三六式輜重車(1903年)から三九式輜重車(1906年)など馬匹による運搬が主力だったと考えられています。

 

そして、この敗戦をきっかけに杜撰な管理だった後方支援というものが大幅に見直されたことで発達したと言われています。

 

これらの歴史的な背景があって、1915(大正4)年に「軍用自動車試験班」という場所で研究や試験などが行われるようになり1918(大正7)年10月に、イギリスから輸入されたMk.IVの雌型が日本で初の貨物自動車(トラック)が使われるようになりました。