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遠州豊田PA(上り線)とトラックの物流

遠州豊田PA(上り線)について

遠州豊田PAは静岡県磐田市の東名高速道路上にあるパーキングエリアです。

駐車場は大型67台、小型(大型との兼用含む)142台の計209台を駐車することができます。また、障がい者用駐車場は小型3台が駐車できます。

トイレは男性用(大)が10個、男性用(小)28個、女性用35個、障がい者用1個があります。

店舗は飲食店で麺類中心の『遠州麵屋』、丼物や定食が楽しめる『豊田屋』があり、コンビニエンスストア『ファミリーマート』、お土産などが買えるショッピングコーナーがあります。

【遠州豊田PA(上り線)の特徴について】

遠州豊田パーキングエリアのショッピングコーナーでは多彩な自衛隊グッズを販売中。中でも目玉となっているのは、浜松基地航空祭でおなじみの『ブルーインパルスレプリカジャンパー』。東名高速道路ではここでしか買えないレアアイテムです。また磐田市内に伝わる霊犬伝説をもとにしたイメージキャラクターである、ゆるキャラ『しっぺい』のグッズもあります。

【多くの世代が一日中楽しめる!ららぽーと磐田】

ららぽーと磐田は2009年5月にできたショッピングセンターです。遠州豊田パーキングエリアに隣接しており、ETC専用スマートインターチェンジから直接アクセスできます(遠州豊田パーキングエリアから徒歩での来館はできません)。

スーパーマーケットである『パレマルシェ』や、レストラン・カフェ・フードコートなどの飲食店や各種ショップ、映画館など、出店数約180店舗を誇る複合型大型ショッピングセンターで、口コミでは「たいていの欲しいモノはそろう」とのこと!

また2015年には大規模リニューアルオープンしたこともあり、連日賑わいをみせていますが、無料駐車場3400台を有しており、平日はもちろん、休日や連休でも比較的スムーズに駐車できるようです。

一日中でも楽しめるショッピングセンター、東名高速道路利用の際の休憩地点に、ご家族でのショッピング&レジャーに、ぜひお立ち寄りください。

トラックと物流

【トラック運転手の休みについて】

トラック運転手の仕事のイメージと言えば『キツイ仕事で休めない』だと思います。

しかし、近年トラック運転手の過酷な労働条件の実態が明らかになり、厚生労働省労働基準局が『トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント』を発表しました。それを要約すると、

・拘束時間とは、始業時刻から終業時刻までの時間で、労働時間と休憩時間(仮眠時間を含む)の合計時間

・1日の拘束時間は13時間以内(延長する場合でも最大16時間、15時間を超える回数は一週間に2回まで)

・休息時間とは、勤務と次の勤務の間の時間で、睡眠時間を含む労働者の生活時間として、労働者にとって全く自由な時間

・ 1日の休息期間は、継続して8時間以上必要

・休日とは休息期間+24時間の連続した時間で、いかなる場合であっても30時間を下回ってはならない

となります。これが守られればトラック運転手にとって休みがとりやすい=安全運行が出来ることにもつながるでしょう。

とは言え、日本全国で約6万社以上あるといわれる運送会社のすべてがこの基準を守っているとはいえず、中にはまだまだ過酷な環境で働くトラック運転手や会社もあるようです。

また当然長距離運転の運転手ほど休みは不定休となりやすく、月平均6日程の休日の会社が多いようです。しかし最近では近距離の運送会社では土日基本的に休みという会社も出てきています。このへんは会社や取り扱う荷物の種類によっても変わってきます。

【トラック運転手の気になる収入】

キツイ仕事のため、高収入?と思われがちなトラック運転手の仕事。しかしその給与形態は実に様々。完全固定給の会社、固定給+歩合制の会社、完全歩合制の会社、ボーナスや昇給の有無…と、それこそ働いてみないとわからない、といったところのようです。

だいたいの相場としては大型トラックの運転手で年収は350万~400万前後、中型・小型トラック運転手で年収は300万台ほどと言われています。ただ単純に収入面だけ考えるのであれば『頑張れば頑張るほど』そこそこの収入は得られる、というのがトラック運転手の仕事のようです。

しかし先程述べた拘束時間や仕事のキツさとの関係を考えると必ずしも高収入とは言えないかもしれません。

また、給与以外の手当についても考えなければなりません。高速道路代金を会社が負担してくれるか、事故など万が一の時会社が負担してくれるのか、それとも全て自己責任となるのかでも、収入に関係してきます。加えて会社によってはトレーラーなどが運転できるともらえる『トレーラー手当』や無事故を続けるともらえる『無事故手当』などを実施している会社もあります。

トラック運転手として自分がどのような形態で働きたいのか、初めにしっかりと確認しておくことが重要と言えるでしょう。