日別アーカイブ: 2018年2月23日

EXPASA御在所(上り線)とトラックの物流

EXPASA御在所(上り線)について

 

EXPASA御在所(上り線)は、三重県四日市市の東名阪自動車道上に存在するSAです。駐車場には、大型車両41台、小型車両は290台(但し大型車両との兼用を含む)を駐車可能。障がい者用の駐車場も、大型は1台、小型は3台分が用意されています。東名阪自動車道で唯一の貴重なSAであり、2010年9月17日にリニューアルされてから「EXPASA御在所」というおしゃれな愛称が付けられました。建物が比較的新しいため、清潔感のある印象のSAです、店舗はSA・PAに欠かせないフードコートや、お土産が買えるショッピングコーナーの他に、有名コーヒーチェーン店「スターバックス」があり、他にも楽しみが満載。電気自動車の充電器を備えているなど、最新の設備が整っているのも特徴です。

 

 

EXPASA御在所(上り線)の特徴について

 

EXPASA御在所には、三重県伊勢市の老舗和菓子店「赤福」の直営店・「赤福茶屋」があり、中にはイートインスペースも。出来立ての赤福をその場で食べることが出来ます。夏には、抹茶味のかき氷の中に赤福が入った「赤福氷」も、こちらで注文可能。知っている人は知っている…そんな素敵な涼味を、SAに居ながらにして食べられるのは贅沢ですね! ちなみに赤福は、お土産コーナーで購入することも出来ますよ。家に帰っても三重を味わいたい、そんなあなたは是非どうぞ。

 

もう一つご紹介したいのが「メイドイントーカイ」というショップ。愛知・三重・岐阜の東海三県のお土産を揃えたお店です。名産・特産品や工芸品から、ご当地ならではのローカルフード(郷土料理)まで、幅広いラインナップが魅力。職人が手掛けた本格的な陶器製のティーポットがあるかと思えば、東海地方の多くの人々が応援する野球チーム「中日ドラゴンズ」のマスコットキャラ「ドアラ」と、ドアラのメッセージがパッケージに描かれた面白い商品「ドアラカレー」もあり…。思わず目移りしてしまうショップになっています。

 

『垂坂公園・羽津山緑地』

 

EXPASA御在所のある四日市市内にある、自然に囲まれ、広々とした公園。それが「垂坂公園・羽津山緑地(たるさかこうえん・はづやまりょくち)」です。芝生の広場や遊具などがあり、家族連れで来てお子様と一緒に楽しめる…そんなスタンダードな公園かと思いきや。実は、この公園は、夜も楽しむことが出来る場所なのです!

 

園内南側の展望台から、四日市港の石油コンビナートを中心とした夜景がよく見えるため、特に工場マニアにオススメの場所。一時期「工場萌え」という言葉まで流行したぐらい、工場のある風景、特に夜景は愛好家にとってたまらないもの。人工物の織り成す風景でありながら、非日常的な雰囲気を漂わせる工場夜景。ファンのあなたや、興味がある方は一度行ってみませんか?

 

垂坂公園・羽津山緑地

住所:三重県四日市市大字羽津甲

東名阪自動車道「四日市東」インターチェンジから約10分

 

トラックと物流

 

春は値上げの季節…値上げと物流の関係とは?

暦の上ではもう春。春が来ると、多くのものが値上がりすると言います。多くの商品が、実際に10%ほどは値上がりするそう。その理由に、実は物流が関係していたのです。今回はこの「値上げと物流の関係」に迫っていきたいと思います。

 

値上げの理由には、物流関係以外でも、原材料の値段が高騰したり、人手不足によって人件費が高騰したり、などということも挙げられるのですが、「人手不足」「人件費」と言えば、トラックドライバーについても同じことが言えるのです。それによって、結果的に輸送費用が高くなってしまいます。値上がりするのは食品が多いので、各家庭はやり繰りに困ることに…。

 

その他にも、物流に関する値上げが存在します。それは、日本郵便の「ゆうパック」の運賃。2018年3月1日から、平均12%の値上げが行われています。しかも、重量が25~30kgの荷物については、さらに追加料金が500円必要になるとのこと。

 

それ以前に既に、宅配便で業界1位のヤマト運輸は、2017年10月に基本運賃を値上げ(140~180円)。2位の佐川急便も翌11月には値上げを実行しています(60~230円)。

 

どの運送会社もそうですが、日本郵便もまた、人件費や配達員の負担などを軽減しようと懸命になっています。日本郵便では、インターネットで事前申し込みをして、カードで料金を支払って郵便局に荷物を持ち込むと180円の値引き、配達先を受取人の自宅ではなく、最寄りの郵便局に指定して郵便局で受け取ってもらうと100円の値引きなど、配達員の労力を減らしつつ、利用する側も「お得」になるサービスを展開中。

 

これからも、ますます盛んになる日本の物流。その中でハードな労働をして、賃金が低いのでは、荷物を運ぶ側もやっていられません。運送業者の社員たちが犠牲にならないためにも、値上げが行われるのは、仕方のないことでもあります。ですので、運送サービスを利用する私たちも、機会があれば、先に述べたような「値引き」サービスを使ってみるのも、良いかもしれません。普通に荷物を送ったり受け取ったりするより、少し手間は掛かってしまいますが、その分、運送業者やドライバーたちは有難い気持ちになると思いますよ。