藤枝PA(上り線)とトラックの物流

藤枝PA(上り線)について

 

藤枝PA(上り線)は、静岡県藤枝市の新東名高速道路上にあるPAです。駐車場には、大型車両80台、小型車両は38台を停めることが出来、障がい者用駐車場も大型用・小型用、各1台分ずつ用意されています。市の花が「藤」で、観光協会も「日本一の藤の里作りを推進」していると公言する藤枝市。このPAにも美しい藤棚があり、4月の下旬から5月の上旬にかけてたくさんの藤の花を楽しめます。藤の見ごろより少し前の3月上旬~4月中旬ごろには 桜並木の桜たちも花を咲かせます。一年中楽しめるPAですが、春は特に幸せな気分になれる自然豊かなスポットです。

 

藤枝PA(上り線)の特徴について

 

PA内のショッピングコーナー「藤枝宿駅」は、かの東海道五十三次の「藤枝宿」を想起させる作りとなっています。地元の特産品や、旅のお土産になる品を豊富に取り揃えたお店です。中でも注目は、高速道路上ではここでしか手に入れることが出来ない、洋風カステラ「藤枝ほまれ」! 藤枝の人気洋菓子店「ミラベル」の商品ですので、藤枝の魅力を「食」の面からも感じられること請け合い。旅を終えてから自宅で食べるもよし、親しい人やお世話になっている人に お裾分けするもよし…食べた人は、きっと藤枝を訪れたくなるでしょう。

 

また、フードコート内「らーめん穂月」では、藤枝市公認の藤枝名物「朝らーめん」を食べることが出来ます! お土産に出来る「藤枝ほまれ」も良いけれど、こちらのラーメンは PAまで来た人しか味わえないのが「ミソ」です。「朝らーめん」は、早朝から忙しく働くお茶農家の人々のために生まれた文化。通常、ラーメンと言えば温かいけれど「朝らーめん」には冷たい麺のものがあるのも特徴です。温かい麺、冷たい麺、あなたなら どちらを食べますか? ちなみに、温・冷1杯ずつをワンセットとして食べるのが藤枝流だそう。

 

藤枝の『藤』をもっと味わいたいあなたへ! ~蓮華寺池公園

 

藤枝PA(上り線)でも、優美な藤の花を楽しむことが出来ますが「さらに大規模な藤棚が見たい!」という方にオススメなのが「蓮華寺池公園(れんげじいけこうえん)」。「花・水・鳥・笑顔」がテーマだというこの公園は、広大な敷地に広がる藤と藤棚のもと、開花の時期には「藤まつり」も開催され とても賑わう場所です。また、この公園を楽しめるのは春だけではありません。7月ごろになると、公園の名前の由来でもある蓮の花が池の上を飾り立てるように咲きます。秋には紅葉、冬にも「冬桜」が咲くなど、一年中自然がいっぱい! アスレチックやジャンボ滑り台もあるのでお子様でも楽しめますし、他にも日本庭園があるなど、バラエティに富んだ楽しい施設です。

 

トラックと物流

 

荷物を早く届けたい・確実に受け取りたい! そんな時には? ~運送会社の最新サービスも!

 

「当日配送」や「再配達」などが運送業界で問題となっている昨今。「当日配送」を依頼すると、その分、手間もコストもかかってしまいます。日本全国を駆け回るトラックドライバーたちも、忙しくなる一方です…。ですので、私的な品は少し我慢して「当日配送」を頼まないでいたい、というのが筆者の個人的な意見です…が。「この商品が、今すぐ必要になってしまった!」「これを明日までに〇〇に届けないといけない!」などという時も、人間ならどうしてもあるものです。今回は、そんな時に 荷物を早く届けたり、受け取ったりする方法について触れていきたいと思います。

 

まずご紹介するのが、ヤマト運輸で2017年10月に導入された「宅急便センター受け取りサービス」。このサービスは、全国のヤマト運輸の「宅急便センター」を配送先として指定し、受け取る側は 自宅で待つのではなく、宅急便センターへ直接行って荷物を受け取る…というもの。再配達の手間を省くことが出来ます。さらに、受取人が「クロネコメンバーズ」の会員であれば、荷物が宅急便センターに到着した時点で受取人にメールが届くので、最速で受け取ることが可能です!

 

また、同時期(2017年9月)に、日本郵便が発表したのが「ゆうパック」のサービス改善。コンセプトは「身近で差し出し、身近で受け取り」とのこと。この改善策にはさまざまな内容が含まれていますが、受け取るという点に関して言えば「配達希望時間帯」が拡充されたことが大きいと言えます。以前は荷物を受け取ることが出来なかった「19時~21時」が、配達希望時間帯に追加されました。これによって、一人暮らしや共働きの家庭であっても、配達の時間を受取人の帰宅時間に合わせるなどの方法で より確実に荷物を受け取れるようになりました!

 

最後に、これが最も有名かと思われますが、「宅配ロッカー」というシステムが広まりつつあります。郵便局や駅などに設置されたロッカーで、荷物を受け取れる…というシステムです。郵便局でも、24時間窓口のある局の「はこぽす」という宅配ロッカーは終日利用可能ですし、駅の宅配ロッカーは 始発から終電まで利用出来るケースが殆どなので、在宅時間の短い人でも 好きな時間に、きちんと荷物を受け取れるのが魅力と言えるでしょう。プライバシーや防犯の面でも安心です。

 

いかがでしたでしょうか。今後も送る側・受け取る側の双方にとって便利なサービスが、各運送会社の間で競うように増えていくことと思います。「どうしても!」という時が訪れたら、これらのサービスに頼ってみるのも ひとつの手ですよ。