日別アーカイブ: 2018年5月11日

浜名湖SAとトラックの物流

浜名湖SAについて

浜名湖SAは、静岡県浜松市北区の東名高速道路上に存在するSAです。

東京方面の上り線と、名古屋方面の下り線の両方で施設を共有する「上下集約型」となっており、大きく分けて「西館(上り線側)」「東館(下り線側・24時間営業)」と、食事の出来る施設が集まった「レストラン館」の3つの施設があります。

駐車場は、上り線側には大型車両30台、小型車両210台(大型車両との兼用も含む)を駐車可能。

下り線側には大型車両35台、小型車両は273台(こちらも大型車両との兼用含む)を停めることが出来ます。

障がい者用駐車場は、上り線側・下り線側の両方に、それぞれ大型1台分・小型5台分が用意されています。

規模が大きく、たくさんの人が訪れるSAです。

【浜名湖SAの特徴について】

「浜名湖SA」の名の通り、このSAは浜名湖の目の前にあります。

湖面に突き出すような形で施設が建っており、SAから浜名湖を一望出来るのがひとつの特徴。

ちなみに浜名湖は日本で10番目に大きい湖とのこと。

また、SAの奥には芝生が広がっており、子どもが遊べる遊具や、ベンチもあるなど、まるで公園のよう。

SA内に居ながら、自然を堪能出来る素敵な場所です。

春はお花見も出来ますよ。

さらに、この公園を奥へと進んでいくと「恋人の聖地」と書かれた看板と鐘があります。

NPO法人が、全国各地から、プロポーズに相応しいロマンチックな場所を、このような「恋人の聖地」に制定しており、この浜名湖SAもそのうちの一つなのです!

ここまで来ると、最早SAの域を超えていると言っても良いでしょう。

それ以外にも、レストラン館には「湖の見えるレストラン」があり、浜名湖を見渡しながら開放的な雰囲気で食事を楽しめたり、同じレストラン館の「浜名亭」では、本格的なうなぎ料理を味わえたり、風景も食事も、四季折々の風味があります。

爽やかな雰囲気に浸れるスポットです!

ちなみに「夜のお菓子」のキャッチコピーが有名な、銘菓・「うなぎパイ」の発祥の地と、「うなぎパイ」を作っている「春華堂」の本店のある場所も浜松なので、こちらのSAでも、もちろん「うなぎパイ」が販売されています。

有名なだけに、こちらも外せませんよ。

【たくさんのうなぎパイをあなたに!『うなぎパイファクトリー』】

前述の「うなぎパイ」、発祥の地は浜松であるとご紹介させていただきましたが、なんとこの浜松で「うなぎパイ」を作っている工場を見学することが出来ます!

どのようにしてうなぎパイが作られているか…その詳細は、敢えてここでは語りません。

是非、現地に行って自分の目で工場見学をしてみて下さい。

うなぎパイが好きな人や、うなぎパイに親しみのある人なら、さらに楽しめること請け合いです!

※自由見学は予約不要ですが、団体での見学は完全予約制とのことです。ご注意ください。

うなぎパイファクトリー

住所:静岡県浜松市西区大久保町748-51

開館時間:9:30~17:30

東名高速道路「浜松西」ICから約20分

 

トラックと物流

【トラック運転手を「管理」する!?「デジタルタコメーター」とは】

ドライバーの命や、大切な荷物を載せて走っているトラックには、欠かせない装備がたくさんあります。

その中で、今回は「デジタルタコメーター」というものをご紹介させていただこうと思います。

デジタルタコメーターは、略して「デジタコ」と呼ばれ、具体的に何をする機械なのかと言うと「ドライバーの運転の仕方や、現在地等を監視することが出来る」機械なのです。

例えば、その会社のある一台のトラックが、現在何キロの速度で走っているのか、加速や減速の仕方はどのようだったか…。

そして、速度制限を超えてしまった場合など、違反もしっかりと、会社の事務所から監視され、分かってしまう仕組みになっています。

それらのデータは記録・収集された後「日報」という形で点数付けがなされ、プリントアウトされます。

そして、月末になるとそれらの平均点がランキングとなり、貼り出される会社が多いそうです。

運送会社は、そのようにしてトラックドライバーたちを管理し、運転技能の向上や交通安全に努めています。

ところで、車を運転する人たちの中には、前を走るトラックが遅くてイライラした…という経験がある人も居るかもしれません。

ですが、それも、トラックドライバーがデジタルタコメーターにより自分の運転を監視・管理されていることで、より一層安全な運転をするよう心掛けているからなのです。

法律は運送会社に対して厳しいですし、各運送会社の方針もあって、自分のトラックの後ろに渋滞が出来てしまっても、ゆっくりと走行せざるを得ない場合があるのです…。

また、トラックドライバーを辞めてしまった人の中には「トラックの運転手って、もっと自由な仕事だと思っていたのに、こんなにしっかり監視されているとは思わなかった」という点にがっかりしてしまった人も居るそう。

確かに、ある程度自由に仕事が出来るのは、トラックドライバーという職の良い点ではありますが、だからといって「まったくの自由」「何をやっても良い!」ということではないのです(『仕事』をするのですから、当然のことではありますが…)。

そういった点も、「これからトラックドライバーになりたい!」と思っている人がもし居ましたら、参考にして頂けると嬉しく思います。