道の駅 宇津ノ谷峠

【道の駅 宇津ノ谷峠について】

道の駅 宇津ノ谷峠は、静岡県の静岡市・藤枝市の両方に、峠を挟んで3箇所の施設が存在している珍しい形態の道の駅です。国道1号線沿いにあります。

駐車場には、

静岡市側 上り線:大型車11台、普通車23台、障がい者用2

静岡市側 下り線:大型車11台、普通車18台、障がい者用2

藤枝市側 上り線:大型車5台、普通車38台、障がい者用2

を停めることが可能です(藤枝市側は上り線のみ、道の駅が存在します)。

食堂や売店はもちろん、畳の敷かれた仮眠用スペースがあるのがこれまた珍しい点ではないでしょうか。峠での運転に疲れた時にふらりと立ち寄れば、気分もすっきりとリフレッシュできるかと思います!

 

【道の駅 宇津ノ谷峠の特徴について】

横に長い地形が特徴的な道の駅です。静岡市側・上り線はトイレと駐車場のみというシンプルな構成で、トラックドライバーの休憩場所としてよく使われるそうです。

静岡市側・下り線は、食堂のメニューが充実しています! 地元で採れる自然薯のとろろを使った料理や定食が人気です。冬になると、採れたての自然薯そのものも 売店で売られるため、「旬の美味しい自然薯が食べたい!」と思ったあなたは、シーズンを狙って是非どうぞ。

藤枝市側・上り線は、宇津ノ谷トンネルの手前にあり、こちらは渋滞が多々起こる場所でもあるので、先に食事や休憩を済ませておくためのスポットとしてもピッタリ。また、直売所の店員さんが、観光案内もしてくれるとのことで、周辺の穴場スポットや行きにくい観光地への道を教えてもらった人も居るそうですよ。

3箇所の中で、筆者の個人的なオススメは、静岡市側・下り線です。やはり地産の自然薯料理は、一度味わっておきたいですね。

 

 

【歴史と時代を感じる道~『つたの細道公園』】

「つたの細道」とは、平安時代から室町時代にかけて使われていた「官道」と呼ばれる道です。その入り口にあるのが「つたの細道公園」。当時は多くの旅人たちが往来した、歴史のあるこの場所には、さらに明治時代の建造物も残っているとのこと。こちらは登録有形文化財になっています。奥へ進むと、つたの細道を散策コースとして歩くことも出来ますが、通り抜けるのには1時間ほどかかります。時間と体力に余裕のある人は挑戦してみてくださいね。公園内を楽しむだけなら、歴史好きの人や、日本古来の趣がある風景の好きな人にもオススメです!

 

 

つたの細道公園

住所:静岡県藤枝市岡部町岡部2030-2(道の駅 宇津ノ谷峠:静岡市側から約0.6km