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道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘

【道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘について】 

道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘は、静岡県榛原郡川根本町の国道362号沿いに存在する道の駅です。

駐車場には大型車3台、小型車36台を駐車可能。障がい者用駐車場は小型車2台分があります。

「茶茗舘」は「ちゃめいかん」と読み、「茶」が新芽を摘んだお茶の意であることに対し、遅く摘んだお茶を表すのが「茗」という字。そんな名前がついたこの施設は、やはり「お茶」にゆかりのある場所。

また、こちらの道の駅は「国土交通省指定の道の駅」でもあるため、観光情報などの案内が欲しい時にもお役立ちのスポットですよ。

  

【道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘の特徴について】

 名産の「川根茶」や、川根茶を使った手作りのお菓子に お茶の入浴剤まで…あらゆる「お茶グッズ」がズラリと並ぶお土産屋さんは必見です。川根茶も、リーズナブルな品から高級な銘柄まで揃っているので、ちょっとお茶に興味があるという人も、「自分はお茶に関してはうるさいぞ!」という人も満足出来る品ぞろえかと思います。

また、この「フォーレなかかわね茶茗舘」には茶室や庭園があり、たったの300円で 美味しいお茶の淹れ方を教わりながら、お茶の飲み比べとお茶菓子を楽しめる体験サービスもありますよ。この体験を受ければ、あなたも日本茶の本当の魅力に気づいてしまうかもしれません…!

さらに「フォーレなかかわね茶茗舘」の2階は郷土資料館となっており、川根のお茶やその歴史と伝統を学ぶことが出来ます。川根という地と、川根茶に ますます親しみをもてること間違いなし。お茶についてのあれこれを、一か所で味わえるこのスポットは、さまざまな人にオススメしたい場所である…と 筆者は個人的に思います。

 

【建設当時、昭和初期の雰囲気が残る水路橋~『長尾川水路橋』】

川根本町に流れる「長尾川」。この川を上流に向かって辿っていくと、「昭和レトロ」を感じさせるデザインの、アーチ型の橋が架かっています。これは、大井川発電所から久野脇発電所へと発電用水を運んでいる「水路橋(=すいろきょう。水道橋とも呼ばれる)」です。

昭和19年に完成したこの橋は、マニアの間では有名なようです。ただの橋と言ってしまえばそれまでなのですが、マニアでなくとも、モダンな雰囲気が好きな人なら見ているだけで胸がときめくような可愛らしい橋です。塗装などは経年劣化が見られますが、それもまた味。

ちなみに、近くには桜が咲くため、春先になると 一般的なお花見スポットとは一味違ったノスタルジックな風情を感じられることと思いますよ。

 

 

長尾川水路橋

住所:静岡県榛原郡川根本町上長尾(道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘から約4km