【道の駅紀宝町ウミガメ公園の地理的特徴】
道の駅紀宝町ウミガメ公園は、三重県南牟婁郡紀宝町の国道42号線沿いにある道の駅です。
駐車場には大型車両5台、小型車両44台、障がい者用車両1台を駐車することができます。
トイレは男性用大5個、小7個、女性用9個、障がい者用トイレは1個となっています。
【道の駅紀宝町ウミガメ公園の特徴について】
熊野灘に面した七里御浜は『日本の渚百選』『21世紀に残したい日本の自然百選』などに選ばれた美しい砂浜。中でも紀宝町にある井田海岸はアカウミガメが産卵のため上陸する浜としても知られています。
そんな砂浜の目の前にある道の駅紀宝町ウミガメ公園は、この地域のウミガメ保護・啓発活動の拠点となっており、ウミガメの資料館と飼育館のある『ウミガメハウス』があります。常設で飼育・展示されている各種ウミガメの他にも、漁師の網に掛かって怪我したり、弱ったりした子ガメを保護し、元気になったら放流する活動をしています。泳ぐウミガメを上からも横からも観察でき、土日祝にはウミガメに触れる『カメタッチング』が開催される巨大プールや、近海の魚類や赤ちゃんウミガメの展示水槽、地域限定のかわいいウミガメグッズを販売しているアンテナショップなど、まさにウミガメ一色に染まった施設です。
道の駅内には『ウミガメハウス』の他にも、地元で採れた新鮮な農産物や海産物、紀宝町オリジナル商品や名産の各種みかんが並ぶ『物産館』、近海で採れたしらすを使ったメニュー紀州和牛のメニュー、この地方の名物『めはり寿司』などが太平洋を眺めながら味わえるレストラン、美しい七里御浜が一望できる展望テラスなども充実。さらに2018年12月に東紀州の道の駅では初となるドッグランがオープン!
ウミガメ好きにはもちろんのこと、家族連れやカップル、ワンちゃん連れにもオススメのスポットです。
【千点を超える国宝や重要文化財を拝観できる!『熊野速玉大社』】
道の駅紀宝町ウミガメ公園から車で約14分の距離、県を跨いでしまいますが、和歌山県新宮市新宮に『熊野速玉大社』があります。
この神社は史跡『熊野三山』の一つで、歴代天皇が即位後必ず参拝されることでも有名です。
境内には天然記念物で平重盛お手植えと伝えられる、樹齢千年のナギの御神木や、約1200点もの御神宝を展示している熊野神宝館(拝観料500円)など、国宝、文化財の宝庫。
しかも拝殿の撮影はOKですし、スロープがあり段差も少ないなど、古式ゆかしい熊野三山の神聖な空気を気軽に感じることのできる神社です。
トラックと物流
【ドライバー不足だけじゃない!運輸業界の人手不足は事務職や倉庫業にも】
どの業種でも繁忙期にあたる年末年始。とりわけ物流業界での年末年始進行はインターネットビジネスの隆盛に伴い過酷の一途を辿っていましたが、出荷の平準化の取り組みが喚起されたためか、2018年12月中旬までは例年よりも落ち着いているとの声も上がりました。しかし、12月末になると出荷量は明らかに減っているのに、荷物の仕分けや積み込み、荷下ろしを行う作業員の確保ができず、ターミナルや物流センターでの積み下ろしに時間がかかるケースや遅延が目立ったとのこと。中には受付から荷物の積み下ろしまで9時間かかった、との報告もあります。
追加料金を払わなければ納品の為のトラックを手配できない状況の物流センターもあり、その際ドライバーさんの長時間の待機料金も発生するため、二重三重のコスト増加に悩まされた荷主も。
また、ドライバーさんの管理・サポートなどの運行管理者などの事務職の人出不足も危機的状況です。事務職はこの売り手市場にあっても有効求人倍率が0.47倍の狭き門となっていますが、一般事務が0.36倍とさらに狭き門なのに対して、物流関連事務を含む生産関連事務の有効求人倍率は1.94と、一般事務に比べて4倍近い求人があります。物流業界だけの事務『運輸・郵便事務職』に至っては2018年11月時点で有効求人倍率4.41倍と事務職の中で最も高い求人倍率になっています。単純計算で一人の応募者に4つ以上の求人がある状態ですので、人手不足もここに極まれり、といったところ。深夜・早朝に及ぶ厳しい勤務形態や、例年受験者の30%前後しかいない運行管理者試験の合格者数を考えると、今後さらに人手不足になるとみられます。
ドライバーさんだけでなく、こういった物流を支える人員確保のためには、給与や待遇の改善が急務と言えるでしょう。