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道の駅 奥伊勢おおだい

【道の駅奥伊勢おおだいの地理的特徴】

道の駅奥伊勢おおだいは、三重県多気郡大台町の国道42号線沿いにある道の駅です。
駐車場には大型車両7台、小型車両50台、障がい者用車両2台を駐車することができます。

【道の駅奥伊勢おおだいの特徴について】

道の駅奥伊勢おおだいのある三重県多気郡大台町は年間降水量が4000㎜を超える日本有数の多雨地帯。そのためとても自然豊かな地域で、町全域が国際連合教育科学文化機関の生物圏保護区(ユネスコエコパーク)として登録されています。奥伊勢おおだいは水質調査で過去11回1位となった清流宮川のほど近くにある道の駅で、トイレや情報コーナーの他に食堂『まごころ食堂』、軽食屋台『まごころ屋台』、特産品コーナーなどがあるほか、日曜日には『奥伊勢わいわい市』を開催し地域の農産物等の対面販売を行っています。
『まごころ食堂』では恵まれた自然の中で育まれた新鮮食材を贅沢に使用したメニューを多数取り揃えています。中でも人気なのが平日販売の『本日の駅弁』。日替わりメインメニューに加えて旬の野菜を使った手作りお惣菜がたっぷり入った定食は720 円。1日30食限定となっていますので注文はお早めに!


『まごころ屋台』ではソフトクリームや揚げタコ焼きなどの軽食メニューを販売。イチオシは特産品の大台茶を練り込んだバンズに鹿肉のパテや地元野菜やチーズをはさみ、ワサビの葉茎の醤油漬け入りマヨネーズをトッピングした『おいしかばーがー』。500円とややお高めですが、道の駅コンテスト『道1グランプリ』で賞をとったこともあるので食べたらその美味しさに驚くこと間違いなしです!
特産品コーナーも負けてはいません。隣近所に内緒にするため鍋で作ったことから『ないしょ餅』、太った人のお腹のようなぽよぽよした食感だから『ぽっちゃり餅』など珍名の伝統菓子や大台茶を使ったお茶スイーツ、地酒など、この地域の魅力たっぷりのラインナップ。
また、食堂が閉まったあとでも隣にスーパーがあるので23時までは買い物ができるのも便利です。

 

【ホテルの快適さとアウトドアの楽しさを兼ね備えた施設!『奥伊勢フォレストピア』】

道の駅奥伊勢おおだいから車で約15分の距離に温泉リゾート『奥伊勢フォレストピア』があります。敷地内には、三角屋根がトレドマークのホテル『宮川山荘』と、コテージ、手ぶらでキャンプ体験ができるグランピングエリアがあり、旅のプランに合わせて宿泊施設を選ぶことができます。温泉施設『奥伊勢宮川温泉』や、レストラン、エステサロンまであり、屋外施設もテニスコートにレンタサイクル、散歩道なども整備されており、夏季限定の遊泳場は宮川の支流薗川の浅瀬のプライベートリバーとなっていて、お子様でも安心して川遊びができます。日々の喧騒を離れユネスコエコパーク認定の自然を体感できるリゾート施設です。

 

トラックと物流

【2019年3月新名神高速道路新区間開通!開通による効果は?】

日本の物流を支える要と言っても過言ではない高速道路。
しかし、東西のネットワークをつなぐ東名阪自動車道(以下東名阪)四日市JCT~亀山JCT(以下三重区間)はゴールデンウィークや年末年始のみならず土日や平日の夕方ですら渋滞が起こり、年間1200回以上もの渋滞が発生、渋滞距離も10~20 km以上に及ぶこともあるまさに“渋滞難所”でした。
この状況を打開すべく、2019年3月17日16時、新名神高速道路(以下新名神)の新四日市JCT~亀山西JCT間(約23㎞、以下三重区間)が開通しました。これにより東名高速道路、新東名高速道路から伊勢湾岸道を経由して京都・大阪方面へ向かう静岡県(御殿場JCT)~滋賀県(草津JCT)間がダブルネットワーク化しました。
NEXCO中日本は東名阪・新名神双方の三重区間の開通後1週間の交通状況から東名阪三重区間の渋滞が約1/4になったと発表。開通後の新名神・東名阪の交通量変化を見ると、開通前の交通量が101,800台だったのに対し、開通後は新名神46,600台、東名阪72,300台と交通量が分散し、東名阪は開通前に比べ約3割減少、渋滞回数も開通前の29回から開通後はわずか7回に減少しました。
また、豊田ICT~草津JCT間で比較すると新名神ルートは名神高速道路ルートに比べて急勾配や急カーブが少ないこと加え、距離は約37km、所要時間は27分の短縮になります。
実際今年のゴールデンウィークは10連休と長かった割には、東名阪三重区間の10km以上の渋滞は8回と昨年の半分に減り、20㎞以上の渋滞に至っては6回から1回に激減しました。なお、新名神三重区間では10㎞を超える渋滞はありませんでした。NEXCO中日本担当者は「連休が長かったため、全体の交通量が増えたが、分散により渋滞緩和につながった」との分析をしています。
物流の現場でも開通後は約30分~1時間の時間短縮になったとの声も上がっており、ダブルネットワークによる効果が確実に顕れています。
物流のみならず、緊急車両の迅速な搬送が可能になったことによる緊急医療への支援効果、新区間唯一のSA『PIT SUZUKA』のオープンによる経済効果など、同地域への貢献が見込まれています。