【道の駅紀伊長島マンボウの地理的特徴】
道の駅紀伊長島マンボウは、三重県北牟婁郡紀北町の国道42号線沿いにある道の駅です。
駐車場には大型車両台、小型車両台、障がい者用車両2台を駐車することができます。
【道の駅紀伊長島マンボウの特徴について】
三重県北牟婁郡紀北町は県内でもトップクラスの水揚げ高を誇る漁業の盛んな町。特に町の魚に指定されているマンボウを昔から食用としていた歴史があります。道の駅紀伊長島マンボウにはその名の通りマンボウをはじめとする海産物がズラリと並んでいます。
この地方のもう一つの名産品、尾鷲ひのきをイメージした緑の三角屋根の建物内には、物販コーナー、焼き立てパン工房、刺身屋、レストラン、鮮魚コーナーに加えて、土日祝限定の屋台と寿司の実演販売屋台などがあります。
物販コーナーにはマンボウの切り身・唐揚げなどの冷凍食品、『翻車魚カレー』などの加工品、マンボウが入った『マンボウあられ』などのお菓子類までマンボウ商品が。もちろんマンボウ以外の海産物も豊富で、熊野灘で採れる魚の干物類は充実した品揃え。
鮮魚コーナーには地元の魚屋さんによって市場が休み日以外は新鮮な海産物が届けられます。アワビやサザエなどの貝類や、ちょっと変わったカメノテなどが並ぶ日も。
朝捕れ鮮魚『さしみ屋』では地元で朝捕れの新鮮な魚をその場で刺身にしてくれ、さばいた魚をレストランで食べることもできます。
レストラン『お食事処マンボウ』ではさしみ屋でさばいたばかりの魚が乗った『海鮮盛合丼』や『お刺身定食』も人気ですが、やはりここに来たらマンボウ!ということでマンボウが味わえる『マンボウフライ定食』がオススメ。プリっとした白身は鶏肉に近い食感で、フライですがさっぱりとした風味です。
土日祝限定ですが、屋台もあり、駅構内にある『吉野寿司』さんの『さんま寿司』の実演販売では出来立てのさんま寿司が買えます。駅の外にある屋台では『マンボウの串焼き』が売っていて、こちらも土日祝限定。一日1000本売り上げたこともある名物で、手軽にマンボウを味わえます。
【ぬるぬるの泉質でお肌ツルツルに。きいながしま古里温泉】
道の駅紀伊長島マンボウから車で約11分の距離に『きいながしま古里温泉』があります。ここの温泉はアルカリ性のナトリウム・炭酸水素塩温泉。トロリとしたぬめりのあるお湯でとにかくお肌がツルッツルになるとのこと!あまりのツルツルさに足を滑らせないように気をつけないといけないほど。こぢんまりとしていますが、とにかく泉質が最高との呼び声も高く、地元民のみならずふらりと立ち寄った観光客にも愛される温泉。海水浴や観光、ドライブの疲れを吹き飛ばす癒しの空間です(年中無休、営業時間:午前10時~午後9時(入館は20時まで、水曜のみ午後1時~)、料金:大人510円、小学生300円、65歳以上・障がい者410円、未就学児無料)。
トラックと物流
【物流改善への取り組み!『ホワイト物流』推進運動とは】
2018年12月の時点でトラック運転手の有効求人倍率は3.03倍と大幅な人手不足状態であり、そのうえ、中高年世代が定年や体力不足で離職していくことをふまえるとトラック運転手の人手不足はますます深刻化していき、このままでは国民生活や産業活動へ悪影響が出かねません。
これを受けて国土交通省、経済産業省、農林水産省の3省が連携し、必要な物流機能の安定的な確保や労働環境の改善を図ることを目的に『ホワイト物流』推進運動を進めています。
『ホワイト物流』推進運動の概要とは
1.トラック輸送の生産性向上・物流の効率化
2.女性や高年齢層を含む多様な人材が活躍できる働きやすい労働環境の実現
です。
国土交通省自動車局貨物課 『ホワイト物流』推進運動担当ではポータルサイトを公開し、企業、国民、事業者団体へ参加や趣旨の理解、協力を求めています。
https://white-logistics-movement.jp/
企業向けには『自主行動宣言』と表した必須項目(取組方針・法令遵守への配慮・契約内容の明確化・遵守)と推奨項目(運送内容の見直し・運送契約の方法・運送契約の相手方の選定・安全の確保・独自の取組・その他)を設定し、合意・賛同表明した企業が関係書類を提出することで、『賛同企業リスト』に記載されます。
また各地で企業向けに説明会やセミナーも開催されており、参加することで以下のような効果が期待できるとしています。
・業界の商慣行や自社の業務プロセスの見直しによる生産性の向上
・物流の効率化による二酸化炭素排出量の削減
・事業活動に必要な物流を安定的に確保
・企業の社会的責任の遂行
その他にも優良な取組事例や各種ガイドラインも紹介しています。
国民向けには『ホワイト物流』推進のために宅配便や引っ越し、駐車など、物流に関わる事柄の理解や協力を求めています。また、賛同企業への応援等も呼びかけています。
事業者団体向けには『ホワイト物流』推進運動を各媒体や会議等で拡散することで、運動の周知への協力を呼びかけています。
『ホワイト物流』推進運動により、荷主企業と物流事業者が相互に協力・連携し、また国民へはよりよい物流への理解と協力を求めることで、物流業界の改善を進めています。