日別アーカイブ: 2019年9月20日

道の駅 花街道付知

【道の駅花街道付知の地理的特徴】

道の駅花街道付知は、岐阜県中津川市付知町の国道256号線沿いにある道の駅です。

駐車場には大型車両台、小型車両台、障がい者用車両台を駐車することができます。

 

【道の駅花街道付知の特徴について】

道の駅花街道付知のある国道256号線~257号線の中津川市苗木から下呂に至る裏木曽街道にはサルスベリの木が植えられており、初夏から晩夏にかけて美しい花を咲かせ、まさに花街道の名にふさわしいロケーション。また付知町は古くから林業が盛んで、御料林や神宮備林といった各地の神社に奉納するヒノキ材を育てていることでも有名です。ここ花街道付知では樹齢300年を超える天然ヒノキが柱にされており、周囲ももちろん総ヒノキ造りで木の香りであふれています。

施設内にはトイレや観光案内所などの他に、特産物展示即売所、レストラン、コンビニエンスストア、農産物直売所があります。特産物展示即売所では栗100%の栗きんとんの名店『南陽軒』『一茶堂』の栗きんとんを通年販売。また昔ながらの製法を守って一枚ずつ手焼きされる地元の銘菓『大山せんべい』や、付知の女性による『農産加工グループ』の大豆をまるごと使うためおからが出ない『まるごととうふ』や漬物といったオリジナル商品、ヒノキ材をはじめとした木工品など付知ならではのお土産品が並びます。

レストランでは飛騨牛を使用した定食類の他、軽食、喫茶も豊富なメニューをご用意。なかでも6月~10月の期間限定『朴葉ずし定食』や飛騨牛の旨味がしっかりと味わえる『飛騨牛カレー』、あっさり塩味であふれ出る肉汁スープが抜群においしい『けいちゃん定食』などがオススメ。

『ローソン道の駅花街道付知店』は岐阜県では初の道の駅内にあるコンビニエンスストア。24時間営業のお店が道の駅内にあるのは心強いですね。

農産物直売所では野菜やフルーツなどの新鮮な地場農産物が豊富に取り揃えられており、時期によっては山菜なども手に入るそう。

他にも道の駅内には6軒の屋台が連なった『屋台村』、ヒノキ材のモデルハウス『付知峡ひのきの家』、駄菓子屋、骨董品屋、衣料品屋、花屋の4軒のお店からなる『楽市楽座』などのお店があります。

道の駅裏手にある『裏木曽街道公園』には野外ステージのある『花街道付知イベント広場』、木製遊具のある子供向けの『こども広場』などの施設があり、毎年GWには『付知森林の市』という木工市や、8月に行われる花火大会『つけち夢まつり』、100人を超える女性クラフト作家が一堂に会する『つけち全国レディース・クラフトフェアー』など、各種イベントも催されます。

 

【キャンプに!川遊びに!森林浴の森日本100選の峡谷『県立自然公園 付知峡』】

道の駅付知から車で約17分の距離に『県立自然公園 付知峡』があります。

付知川は別名“青川”と呼ばれるほど澄んだ清流として知られており、その源流付近の峡谷は県立公園に指定されています。大小さまざまな瀑布がありますが、特に『不動の滝』や『観音の滝』はその落差や澄み切った水の美しさから写真スポットとして順番待ちができるほど。付近にはキャンプ場がいくつかあり、魚釣りに川遊びにと夏シーズンはもちろん、紅葉の季節にも滝と紅葉のコントラストを楽しみに訪れる方も。雪に覆われた清廉な滝姿も写真愛好家には高評価です。

『森林浴の森日本100選』『岐阜県の名水50選』『飛騨・美濃紅葉33選』にも選ばれた秘境・付知狭で、滝つぼのエメラルドグリーンとマイナスイオンに癒されてみませんか?

 

トラックと物流

【ラストワンマイルに差をつける!物流最適ルートをAI(人工知能)で】

『ラストワンマイル』という言葉をご存知でしょうか?直訳すれば『最後の1マイル』という意味ですが、物流業界においては距離的な意味ではなく、商品をお客様へ届ける物流の最後の区間のことを意味しています。

物流業界の働き方改革が叫ばれていますが、ネット通販が幅広く浸透した今、送料無料や当日配送、全国同一料金などのよりきめ細かなサービスで差別化を図る業者もまだまだ多く、物流業者にとっては厳しい状況ですが、この『ラストワンマイル』でより効率的なルートを廻れれば時間短縮につながり、荷主、物流業者、お客様の三者にとって好都合な結果となります。つまり『ラストワンマイル』が物流の最適化のカギを握っていると言っても過言ではありません。

とはいえベテランの配達ドライバーや運行管理者であっても、常時変化する配送を最適なルートに設定するのは骨が折れる仕事です。なぜなら最適化のためにはトラックの配送先の割り当てや配送先を巡回する順番の設定、配送先から次の配送先に移動する順路という3つの要素を同時に検討する必要があり、その選択肢は天文学的数値になってしまいます。

そのため、この複雑なルートの最適化の設定をAI(人工知能)に割り出させようとする試みが各地で始まっています。

一例を挙げると、中部地方のとある企業ではAIによるルート組み合わせの最適化と学習機能を用いて『どの車両が・どの訪問先を・どの順に回るのが最適なのか?』という、物流のムダを徹底的に排除するという理念と技術をサービス提供しています。

そのサービスはすでにいくつかの販売店や企業で採用されており、“業務効率化”という直接的な効果を継続してもたらし、さらに、ドライバーだけでなくそれを支える裏方スタッフも含めたチーム全体の“働きやすい環境づくり”の構築にも一役買っています。

この事例は週刊東洋経済の『すごいベンチャー100』2019年最新版にも選出され、今後ますますの活躍が期待されています。

このようにAIを活用した業務改善は近い未来、物流業界にとって欠かせないものとなるでしょう。