日別アーカイブ: 2019年10月4日

道の駅 美濃白川

【道の駅美濃白川の地理的特徴】

道の駅美濃白川は、岐阜県加茂郡白川町の国道41号沿いにある道の駅です。

駐車場には大型車両3台、小型車両135台、障がい者用車両 台を駐車することができます。

トイレは男性用小10個、男性用大8個、女性用18個、障がい者用トイレは2個となっています。

 

【道の駅美濃白川の特徴について】

岐阜県加茂郡白川町は町の西端を飛騨川が流れ、それにそそぐ佐見川、白川、黒川、赤川の4つの支流が町内を扇状に流れている水源豊かな地域。そのため川霧が発生しやすく、山間で寒暖差が激しいこともあり、日本有数の銘茶『美濃白川茶』の産地です。

道の駅美濃白川にもお茶の自社工場があり、オリジナルの白川茶製品を製造しており、休憩所で“ウェルカムドリンク”として白川茶を無料で試飲することも出来ます。

もちろんお茶工場だけでなく道の駅内には様々な施設を備えた『ピアチェーレ』、2018年オープンの『白川野菜村チャオ』と『お天道様とお母さんの味てまひま』がある『よいいち41』、白川茶の手もみ体験を行うことができる施設『茶ちゃチャ』、四季折々に各種イベントを開催する『イベント会場』などがあります。

『ピアチェーレ』とはイタリア語で『はじめまして!』にあたる言葉。天然日帰り温泉『道の駅温泉』、レストラン、お土産コーナー、軽食屋台の『茶粉(ちゃこ)ちゃんのおうち』、お茶工場、ハム工場があります。

お土産コーナーでは施設内の工場で加工・製造された白川茶や白川ハムをはじめとする地元産のお土産はもちろん、美濃地方・飛騨地方のお土産なども豊富にラインナップ。中でもやはり自社工場産の白川茶が一番人気!

道の駅グルメは地元白川町やその周辺の特産品を使ったおいしい食事ができるレストランに、白川町のお母さんたちが手作りしたお惣菜やお弁当を販売している『てまひま』、軽食屋台『茶粉(ちゃこ)ちゃんのおうち』とこちらも何をどこで食べるか悩むところですが、やはりここに来たら白川茶のオリジナルグルメ『白川茶ソフトクリーム』は外せません!このソフトクリーム、クリームにはもちろんコーンにまで白川抹茶が使ってあり、最後まで抹茶の残り香が楽しめます。

『道の駅温泉』は、地下1500mより湧き出ているアルカリ性単純泉を利用している日帰り温泉施設。大浴場、露天風呂に壺湯、家族風呂まである癒し空間となっています。

『白川野菜村チャオ』では白川町の農家さんが作った野菜しか販売しないという、地元産・当日収穫にこだわった旬の野菜が並びます。

イベント会場では夏祭りや秋祭り、5月初旬の『美濃白川茶新茶まつり』など各種イベントが催されます。

グルメにお土産、天然温泉。まさに『ピアチェーレ!』と笑顔になれる、そんな道の駅美濃白川に遊びに行ってみませんか?

 

トラックと物流

【長距離トラック運転手さんの強い味方!屋根裏部屋的ルーフベッドルーム】

大型トラックの運転席があるキャブ(キャビン)の上についているパーツ、いわゆる“ルーフ”と呼ばれるものですが、本来は走行時に風の抵抗を減らすためのパーツでしかありませんでした。しかし近年、このルーフ部分のデットスペースを利用してベッドルームがついたルーフ装備が誕生、トラック運転手さんに喜ばれています。

大型トラックのキャブ部分は大まかに2通り、運転席の後ろにスペースのある『フルキャブ』とスペースのない『ショートキャブ』です。公道を走れるトラックの全長は12mまでと決まっているのでフルキャブに比べてショートキャブの方がより多く荷物を運ぶことが出来ます。

スペースのあるフルキャブの場合、運転席の後ろにスペースがあるのでそこで体を横にできるのですが、ショートキャブの場合このスペースがないため、今までは最悪リクライニング機能のない運転席で眠るしかなく、体が資本のトラック運転手さんたちにとってかなり辛い状況でした。

それを解消しできるのがキャブ上部にオプションで取り付けられるルーフベッドルーム。トラックを製造しているメーカーによってそれぞれ名前は違いますが、基本的にキャブ内部からはしごなどを使って出入りする仕組みで、平均的な大人の男性が足を延ばして寝られるスペースが確保されています。内部は簡易小窓や照明、冷暖房や電源なども備えられており、カプセルホテルの小部屋のような空間になっています。中にはベッドルームの広さを拡張できるように工夫されているものもあり、より快適な空間になるようメーカー各社が工夫を凝らしています。

大型トラックの長距離運転手さんにとっては体を休める時間も大切な仕事のうち。その負担を少しでも軽くできるよう開発と改良が進められています。