【道の駅奥飛騨温泉郷上宝の地理的特徴】
道の駅奥飛騨温泉郷上宝は、岐阜県高山市の国道471号沿いにある道の駅です。
駐車場には大型車両6台、小型車両28台、障がい者用車両1台を駐車することができます。
トイレは男性用9個、女性用8個、障がい者用トイレは1個となっています。
【道の駅奥飛騨温泉郷上宝の特徴について】
北アルプス山麓の湯の宝庫である『奥飛騨温泉郷』にある道の駅奥飛騨温泉郷上宝。道の駅内から日本百名山のひとつで活火山の焼岳の雄姿を拝むことができ、裏手には日本有数の急流河川『高原川』が流れています。その素晴らしい環境を生かして天然温泉の露天風呂を備えた『奥飛騨温泉郷オートキャンプ場』も併設している、アウトドア感覚あふれる道の駅となっています。
道の駅内には観光案内の情報ブースやトイレのほかにも物産館や飛騨牛カレーなどの飛騨牛料理がおいしい『お食事処RIVER亭』、炭火焼の岩魚やだんご、五平餅が味わえる『いちすけ』、飛騨牛の串焼や鶏ちゃんが食べられる『お食事処たぬき』などのレストランや軽食、売店があります。
物産館では、夏季限定ですが地元の新鮮野菜の直売もしており、生のわさびが手頃な価格で購入できるそう。また江戸時代には将軍家にも献上された飛騨山椒は奥飛騨の特産品。手間暇を惜しまず丁寧に生産される薫り高い絶品の山椒です。
綺麗な山の水がこんこんと湧き出している水飲み場もあり、こちらは飲み放題です!
奥飛騨の山の中の静かな道の駅奥飛騨温泉上宝。ただし、奥飛騨は特に晩秋~冬場の凍結や大雪には要注意!スタッドレスだけではスタックする事もありますので、万全な準備を忘れずに訪れましょう。
【100頭あまりのクマさんたちに出逢える!奥飛騨クマ牧場】
道の駅奥飛騨温泉郷上宝から車で約10分の距離に『奥飛騨クマ牧場』があります。
『奥飛騨クマ牧場』には本州・四国・九州に住むニホンツキノワグマと、北海道やユーラシア大陸・北アメリカに住むヒグマがおり、その数は100頭あまり。通常これらのクマは食糧の乏しい冬には冬眠しますが、ここのクマさんたちは冬眠しないため、一年中出遭うことができます。
エサやり体験では、一頭一頭個性的なポーズでおねだりしたり、上手にキャッチしたりと愛くるしい姿を見せてくれます。また、ツキノワグマの子グマと一緒に記念撮影することもできます(開催期間:4月末~10月は毎日、11~12月末は土日祝のみ)。
物産館もあり、クマ牧場特製『熊力ドリンク』『熊の油』などの実用的な商品から、クマのぬいぐるみなど可愛いファンシーグッズやお菓子までクマさんのグッズがいっぱい!
クマさんのテーマパーク『奥飛騨クマ牧場』で、クマさんたちと楽しいふれあいをしてみませんか?
年中無休 8:00開園~17:00閉園(冬季16:30 閉園)
大人(中学生以上)1,100円 小人(3歳~)600円 団体(25名様以上)1割引
トラックと物流
【物流の中継地点。倉庫業界も人手不足で国交省が対策へ】
倉庫業とは委託を受けた荷物を倉庫において保管する事業ですが、トラックターミナルとの違いは保管に重きを置いているため、荷物を一旦預かる中長期保管に向いています。ただしターミナルが荷物運搬の移動がスムーズなのに対して、倉庫では一度荷物をトラックから下ろし、フォークリフトなどで倉庫に運ぶというワンクッションが必要になり、出荷の際もフォークリフトでトラックに荷物を運ぶ作業が必要なため、そのための人員が必要です。
以前フォークリフトの記事でも書きましたが、トラック運転手の人手不足からその賃金が上昇傾向にあるため、現在では不況の際トラック運転手からフォークリフトを扱える“フォークマン”に転職した人たちが再度トラック運転手に転職する傾向にあることに加え、2019年4月からの働き方改革関連法案の実施に伴い、残業などの労働時間の延長による人手不足の解消という方針はますます難しくなりつつあり、そのためフォークマンや倉庫内作業員といった倉庫業では空前絶後の人手不足状態にあります。
しかしトラック運転手と違い、倉庫業に従事する人手不足の深刻さを示すためのデータがなく、国土交通省が実施した労働力不足調査も10年前のデータであり、ここ10年で大きく様変わりした物流業界ではこのデータはほぼ役に立たず、現状の実態把握につながっていません。
そこで国土交通省では日本倉庫協会や日本冷蔵倉庫協会を通じアンケート調査を実施し、その労働力不足の実態把握することとなりました。しかし、このアンケート調査の項目は非公開の上、『結果の公表や今後の取り扱いについても未定』(国交省総合政策局物流産業室)との事。
倉庫業を取り巻く人手不足の波の解消にはまだまだ時間がかかりそうです。