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道の駅「大日岳」

【道の駅「大日岳」の地理的特徴】

道の駅「大日岳」は、岐阜県郡上市高鷲町西洞を走る国道156号線沿い道の駅です。駐車場には普通車29台((身障者用4台) 大型車7台を駐車することができます。トイレは男性用7個、女性用8個、身障者用2個(スロープ有り)となっています。

高鷲町は岐阜県北西部に位置し、岐阜県北部の飛騨地方を中心として北は富山県、南部から南は美濃地方北部まで広がる標高1,500m前後の飛騨高地と呼ばれる高地の中にあります。そのため周辺には数多くのスキー場が存在し、岐阜県内の有名なスノーリゾート地として全国のファンから愛されています。

 

【道の駅「大日岳」の特徴について】

駅名にも使われている「大日岳(だいにちだけ)」は、岐阜県高山市と郡上市にまたがる標高1,709 mの山で、古くから地元の人々から信仰を集めてきました。717年に奈良時代の修験道の僧(泰澄)が山頂に大日如来を祀って開山したと伝えられ、このことから大日岳と呼ばれるようになりました。山頂からは白山主峰や別山、遠く槍ヶ岳や乗鞍岳、荒島岳、御嶽山など、日本百名山にも数えられる北アルプスの山々を望むことができます。そんな大日岳の麓にある道の駅「大日岳」は、道路・地域の情報(道路・スキー場)を観光客に提供すると共に特産品の販売等による地域産業の拠点となっています。特に冬は各スキー場へ向かう観光客が国道156号線を利用するため、チェーン着脱場等の防災機能も兼ね備えています。

もちろん冬だけでなく、夏はゲレンデを利用した「コキアパーク」や「ひるがの高原」、「牧歌の里」など自然満喫の観光地への拠点となっています。また、車で5分の場所には「ひるがの分水嶺公園」があり、大日岳から流れる水がこの地を分水嶺として、太平洋側と日本海側に分かれて流れていく様子を見ることができますよ。他にも周辺には日本最南限の「ミズバショウ群生地」や、今も残る湿地帯「ひるがの湿原植物園」など、貴重な自然を楽しめるスポットがあります。

このように道の駅「大日岳」は様々な観光スポットへ向かう156号線沿いにあるため、観光地の情報を得られる休憩場所として多くの人に利用されています。またレストランでは、飛騨高山ラーメンが味わうことができ、ひるがの高原牛乳を使った人気のソフトクリームや軽食が味わえるコーナーもあります。他にも、ひるがの高原牛乳から作られるカマンベールチーズや、プリンや、ひるがの豆腐、ひるがの高原大根などの「ひるがの高原ブランド」の食品や山菜、地元特産品も販売されています。