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トラックと物流 鉄道コンテナ輸送

これまでの物流は、何があるのかと考慮していましたが、これまで触れていなかったのが、この鉄道を使って貨物を運ぶという鉄道コンテナ輸送のモーダルシフトです。

モーダルシフトとは、トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換することをいいます。

現在では、多くの企業で社会的責任(CSR)と位置付けられている、環境負荷低減に貢献するという目的を果たすため、モーダルシフトが商品の生産から廃棄にいたる全ての場面で運用されています。

さらに、「定時性」、「高速性」、「大量一括輸送」に優れ、かつ環境に優しい中・長距離輸送手段としての鉄道貨物輸送が今また注目を集めています。

合通はサイズや保冷機能など多彩に取りそろえたコンテナで、お客様のニーズに合わせた「計画的な出荷」、「確実」な納品を可能にしてくれます。

【鉄道コンテナ輸送のメリット】

平成13年4月26日開催の環境省 中央環境審議会資料より、輸送手段の多様化で安定的輸送手段が確保でき、 利用する輸送機関によってコストダウンも可能です。

道路を走行するトラック台数を削減でき、交通渋滞の解消や交通事故の削減が可能になります。(1度に輸送可能な貨物量は、トラックだと5~10㌧、鉄道(コンテナ貨物)だと500㌧~ 650㌧です。)

大量輸送機関であるため、トラック輸送に比べエネルギーや労働力を必要とせず効率的な輸送が可能です。(トンキロ当たりのエネルギー消費効率の比率は、鉄道100:自家用トラック1709)

地球温暖化や大気汚染の原因の一つである自動車排気ガス(CO2、NOx等)の排出抑制にもつながります。(トンキロ当たりのCO2排出量の比率は、鉄道100:自家用トラック3551)

【環境負荷低減効果】

貨物輸送機関別CO2排出原単位の比較

平成13年4月26日開催の環境省 中央環境審議会資料より、トラック輸送に比べCO2排出量が約1/6、NOx排出量は約1/20が実績として証明されました。

また、環境負荷低減のための取り組みとして環境報告書にも記載できます。

【合通グループの実績】

冷凍食品や生鮮野菜などに適した定温輸送、冷蔵品の保冷輸送、また液体、粉粒品など、輸送する商品の特質や大きさ、重さにに合わせたさまざまなコンテナまでご用意されているのです。