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山王JCT

山王(さんのう)ジャンクションは、愛知県名古屋市中川区山王にある名古屋高速都心環状線と名古屋高速4号東海線が接続するジャンクションです。

1988年(昭和63年)4月26日に、都心環状線のカーブとして開通しました。「山王カーブ」と呼ばれ、カーブ部分が2車線に減少するため、慢性的に渋滞が発生していました。そのため、カーブの拡幅工事が行われ、2007年(平成19年)8月6日から3車線になりました。

2010年(平成22年)9月4日に、名古屋高速道路の高速4号東海線の山王ジャンクションから六番北出入口間の開通に伴い、ジャンクションとして供用開始されました。

住所

愛知県名古屋市中川区山王3丁目です。

最寄り駅は?

名古屋鉄道名古屋本線「山王駅」から徒歩10分くらいの場所にあります。ちなみに、以前は「中日球場前駅」、「ナゴヤ球場前駅」の名称となっていた駅です。

周辺施設

【ナゴヤ球場】

1948年、中日ドラゴンズの本拠地とするために、軍需工場跡地に「中日スタヂアム」が建設されました。しかし、1951年、名古屋ドラゴンズ対読売ジャイアンツ戦の試合中に火災が発生して全焼し、現在の「ナゴヤ球場」はその後に再建されたものです。

1973年に、運営会社である「中日スタヂアム」が倒産して、その後に新しい運営会社の株式会社ナゴヤ球場(現:株式会社ナゴヤドーム)が設立され、それと同時に球場名が「ナゴヤ球場」となりました。カタカナで「ナゴヤ」としているのは、末広がりで縁起が良いとされる「八」を丸で囲ったようなデザインが『名古屋市章』のため、画数が8画になる「ナゴヤ」で表記するようになったとされています。

1997年に、中日ドラゴンズの一軍本拠地が「ナゴヤドーム」に移ってからは、二軍の本拠地となりました。外野席を削って、グラウンドの広さやフェンスの高さを「ナゴヤドーム」と同じに変更され、一軍本拠地時代の収容人員は、35000人だったのが、現在は、内野席のみ4495人となっています。

中日の一軍は、非公開や無料公開の練習試合で当球場を数回使用しています。また、2019年には、横浜DeNAベイスターズとのオープン戦を開催しています。本来は野球場ですが、ゴルフ練習場やコンサート会場、ボクシング会場、サッカー場など、異なる用途に使用される場合もあります。

〔住所〕愛知県名古屋市中川区露橋二丁目です。

中日ドラゴンズファンの聖地である「ナゴヤ球場」は、色々な方にとって、大切な場所となり続けることでしょう。