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トラックの警告灯とその意味とは?

車両にはトラブルが発生した時に知らせるための「警告灯」が搭載されています。

ですが実際に何を訴えているのかをしっかりと理解されている方は多くはないかもしれません。

今回はいくつか種類のある警告灯のうち、どのような意味があるのか、ご紹介していきたいと思います。

もし警告灯が出てしまった時に、慌てずに対処できるように知識を入れておくことは、安全に走行することにも繋がります。

是非、この機会に学んでおきましょう。

トラックの警告灯とその意味とは?

トラックの警告灯とその意味とは?

警告灯が1ヶ所でも点灯していた場合には、どこかで何かトラブルが発生しつつある状態、もしくは発生しているという事です。

見落としてしまったり、無視をすれば危険性が高まり、事故に繋がり兼ねません。

しっかり対処しましょう。

トラックのパネルには、警告灯や表示灯が約30種類ほどありますが、全てを把握するのは大変です。

ここでは、代表的なものについてご紹介します。

もしもの時に備えて、一緒に覚えていきましょう!

チャプチルト警告灯

乗車部分が持ち上がる構造のトラックにおいて、チルト機能で高さを変えることが出来ますが、その乗車部分のキャブがロックされず、固定されていない場合に点灯します。

対処法は、しっかりと固定をすることです。

燃料フィルター水抜き警告灯

燃料に含まれてしまった不純物や水分を取り除くものが燃料フィルターですが、フィルター内に水が溜まってしまった場合に点灯します。

対処法は、燃料フィルターの下側にあるドレーンプラグを緩めて、ハンドポンプを上下させるだけで済むので簡単です。

放置してしまうと、凍結してしまって傷つく可能性があるので気を付けましょう。

エンジン警告灯

エンジンシステムで、何か異常を感知し、トラブルが発生した場合に点灯します。

この警告灯には二色あって、オレンジ色の場合は走行可能ですが、運転しないようにしましょう。

対処法は、慌てずにハザードランプを点滅させ、エンジンに負荷をかけないように緩やかに減速して、安全な駐車スペースに停車することが先決です。

停車したら、最寄りの整備工場やコールセンター等へ連絡し指示を仰ぎましょう。

赤色の場合は危険を意味するため動かすのは危険です。

即座に走行を停止し、絶対に動かさないようにしましょう。

油圧警告灯

オイル関連のトラブルが発生すると点灯します。

オイル漏れが発生している場合や、オイルが不足、吸い上げポンプが故障した場合のどれかが発生している可能性があります。

対処法は、何れにせよ動かすのは危険な状態に変わりありません。

直ぐに走行を止めて、整備工場へ持ち込みましょう。

オーバーヒート警告灯

エンジン内部で冷却水の劣化や、冷却水が漏れた場合に、エンジンが冷えずに異常をきたすと点灯しますが、エンジンが焼き付いている可能性が高いです。

対処法は、すぐに整備工場へ持ち込みましょう。

走行を続けるとエンジンが壊れてしまい、最悪の場合には廃車になってしまいます。

特にオイルが焼けたような臭いがしたり、水温計が直ぐに高くなっていたら、注意しましょう。

充電警告灯

走行を続けるためには、ある程度の電力を必要としますが、バッテリーが充電できず電圧が低下している状態になると点灯します。

電圧が低下すれば、エンジンの故障に繋がるだけでなく、エンジンが止まってしまうとフットブレーキが利きにくくなるので大変危険な状態ですから、すぐに整備工場へ持ち込みましょう。

まとめ

いかがでしたか?繰り返しますが、警告灯が点灯した場合には、慌てずに冷静に判断し、行動することが、命を守る上で最も大切です。

しっかりと覚えておきましょう。