運送会社にとって、作業の効率化を考える事は、常にある課題の1つと言えます。
なぜなら、効率良く作業ができれば、業務効率がアップし、コスト削減にも繋がるからです。
今回は、作業効率を向上させる方法について、ご紹介したいと思います。
普段、作業に手間取っていたり、上手く回っていないと感じているドライバーの方なども、是非、ご参考になさって下さい!
積載率をアップさせる方法とは!?
車両の最大積載量に対して実際の積載量の割合を積載率と言います。
この積載率が高くなればなるほど、効率的であることを意味しています。
例えば、10tトラックに7tの荷物を積み込んだ場合、積載率70%になります。
この場合、より積載率を高めるには、コンテナ内に無駄なスペースが少なくなるように工夫して積む事が大切です。
他にも、他社と連携して、複数企業の商品を同じトラックに積んで輸送する「共同配送」を利用することもオススメです。
この方法を活用できれば、経費削減効果だけでなく、慢性的な労働力不足や長時間労働の改善、作業の軽減など多くのことに関連して、効率化が期待できるのです。
また、輸送するルートを固定化できれば、納品時間も安定したり、他社の荷物と同時に配送できるので、荷受けの手間を省けて、ドライバーの長時間労働などの業務負担も軽減できると考えられます。
ただ、デメリットとしては、個別の時間指定配送に対応し辛いなどがありますから、その点を踏まえて検討しましょう。
車両の稼働率をアップさせる!
車両の稼働率が今現在どうなっているか、把握することも重要なポイントになります。
空車のトラックが多ければ多いほど、車両の維持費等の無駄なコストが発生していることになります。
また、商品を届ける際に、待機している時間を短縮したり、積み荷が空の状態で走るトラックを少なくする必要があります。
地道な努力にはなりますが、塵も積もればと意識することから始めましょう!
配送ルートを見直して最適化をはかる!
配送ルートを最適化できると、走行時間の短縮、燃費の節約、人件費の節約になります!
より多くの荷物を配送出来るようになれば、業績アップにも繋がるでしょう!
スマホのアプリを上手に利用すれば、リアルタイムに交通事情が分かるようになっている時代ですから、車両やドライバーの状況の把握も容易になっています。
その都度、最適ルートを検索して配送していきましょう。
まとめ
いかがでしたか?運送会社は配送作業を効率化する為に、様々な工夫を行っているのです。
トラックドライバーとして働くならば、無駄の無い業務を工夫して行えると良いですね。
ドライバーと企業、双方の信頼関係を高めることにも繋がるでしょう。
是非、効率化を念頭において作業をし、今日も安全運転で出発を!