物流量が軒並み増えている現在ですが、募集の求人を掲載しても応募がなかなか来ないという話も耳にするほど、ドライバー不足は大きな問題になってきています。
その理由としては、ドライバーのお仕事がキツイから等のマイナスイメージがついている事が多いかと思います。
今回は、そんなイメージのあるトラックドライバー業界について、実際の所はどうなのかなどご紹介していきます。
これから、トラックドライバーとして働きたいと考えている方や転職先を検討中の方など、是非、ご参考になさって下さい!
トラック業界のイメージとは
マイナスイメージとして、業界が不況で将来性が期待できない、不安定な生活リズム、体力のいる仕事、休暇や休日が少ないなどといったイメージをもたれている事が多いです。
その他にも業界全体として、ドライバーの高齢化が進んでいたり、若年層のドライバーが減少していることも問題視されていたのです。
現在は、そんなマイナスイメージを払拭しようと、業界全体で、ドライバーの人手不足を解消すべく、環境の改善に努めたり、待遇面も良くしようと企業毎に様々な取り組みが行われているのです。
また、近年では物流量が増えているので、業界の景気も好況になっています。
環境改善の為の取り組み
女性のドライバーを積極的に採用する
今まで、トラックドライバーは男性の職場であると考えられていました。
でも実際には、ドライバーの仕事は、物を運ぶだけではなく、配送先と上手にコミュニケーションを取ることも重要な仕事と考えられています。
それには、細やかな気配りができる女性が担当する事は大きなメリットになっているのです。
また女性を採用することで、企業イメージも高まります。
今では、男性以上に活躍されている方も増えているのです!
企業努力としては他にも、敷地内に保育施設を設けたり、大きな荷物の積み下ろしが少ない配送ルートを任せるなど、女性であっても働きやすいように環境を整える企業も増えています。
免許取得費用を企業が負担する
平成19年の免許制度改定によって、若年層が取得している普通免許では、4tトラックを運転できません。
その為、スキルアップを望むドライバーには、積極的に免許取得費用を一部負担したり、全額負担する企業が増えていますので、若者も就職しやすい環境作りをしています。
職場環境の改善
生活リズムが不規則になりがちな長距離トラックドライバーの為に、ドライバーの休憩室に仮眠室を設けたり、いつでもお風呂に入れるように浴室を完備するなど、施設にいても、しっかりと身体を休められるように職場環境を良くするように取り組んでいます。
まとめ
いかがでしたか?トラックドライバー業界は、以前よりも就職や転職しやすい職場環境に変わってきていることが分かったと思います。
宅配だけでなく、配送や引っ越し、長距離ドライバーなど、仕事内容も様々ですので、自分にあった仕事を見つけられるでしょう。
最初のうちは慣れないことに戸惑うかもしれませんが、サポートも期待できますので、是非、この機会にチャレンジしてみてください。