日別アーカイブ: 2023年2月10日

冬場に運転する際の注意ポイント

冷え込みが厳しくなってきているこの冬ですが、今年は東北地方だけでなく各地で大雪となっている様子をネットニュース等で、目にする機会も増えていると思います。

そんな中、トラックドライバーは、天候の良し悪しに関わらず、雪の降る中でもトラックを運転して、安全に走行し、荷物を届けなくてなりません。

普段からトラックの運転に慣れていても、積雪やアイスバーンと呼ばれるような凍結した雪道は、走行時にいつも以上に注意をしなくては、大きな事故を引き起こしかねません。

今回は、そんな冬場の走行時に、注意すべきことは何か?対策方法などもご紹介したいと思います。

安全に走行できるように、是非、ご覧ください。

潜んでいる危険について

積雪やアイスバーン状態の路面は、トラックのタイヤが路面でグリップ力を保てず、滑りやすい状態になってしまいます。

運転中に、急ブレーキをかけたり、急にハンドルを切ってしまうと、車がスリップ事故やスピンを起こす可能性があります。

自分は十分注意を払っていても、周囲の車のスリップ事故に巻き込まれる可能性もありますから、しっかりと前を見て、落ち着いて運転するよう心がけましょう。

また、急にアクセルを踏み込んでしまうと、スタックと呼ばれてタイヤが空転して動かせなくなる状態になるかもしれません。

急発進しないように気を付けましょう。

出発前には、トラックの上部や前後に積もった雪を、しっかり下ろしてから発進させましょう。

雪を積んだままでは、急に雪がフロントガラスに滑り落ちて来て、視界を塞いでしまったり、走行中に車高の高いトラックから、周囲の車に落ちて、ぶつかる危険性を高めるので、危険なのです。

雪下ろしをしてから発進させるように、意識しましょう。

雪道対策になることとは

予期せぬ大雪や、アイスバーンとなった道路にも直ぐに対応できるように、スタッドレスタイヤでの走行がマストです。

ノーマルのタイヤの場合は、対策グッズを積んでおくことをオススメします。

対策グッズは、タイヤチェーンの他には、雪かき用のスコップや長靴、軍手などです。

届け先の天候状況にも寄りますが、冬場に東北地方や甲信越地方へ向かうなら、道が凍結している可能性が高いので、チェーンを装着して、危険を未然に防ぐ必要があります。

チェーンには様々な種類があるので、事前に装着しやすいタイプを選んでおきましょう。

また、スタッドレスタイヤでも一度チェーン規制がある場合には、チェーンを装着しなくては走行できないので、車に積んで備えておく必要があります。

大雪で渋滞したり、立ち往生してしまう可能性もあるため、いざと言う時の為にも、常に燃料タンクを満タンにしておきましょう。

まとめ

トラックドライバーは荷物を届けるのに、時間厳守の場合も多いので、余裕を持って行動をして、悪天候の場合でも、焦らずに運転できるように日頃から注意しましょう。

冬場の雪道など、道路状況が悪い場合には、いつもより慎重に運転しなくてはなりません。

最近では女性ドライバーが増えてきているので、女性でも取り付けやすいワイヤーチェーンを採用している企業も増えています。

まだまだ寒い日が続きますから、しっかりと対策をして、安全に走行できるように準備しましょう。