街や道路で目にするトラック。
運転好きな方は、あんな大きなトラックを運転出来たら、気持ちが良いだろうなあと思ったことがあるはずです。
物流の要であるトラックは、ドライバーとしての醍醐味を味わえると同時に、とても苦労の多いお仕事です。
基本、一人で行えるお仕事ですし、一般の会社よりも人間関係の悩みは少ないかも知れません。
ただ、それが故に、自己管理能力の高さが必要とされます。
今回は、ドライバーがどんな時に、ストレスを感じるか、そして解消法を解説していきます。
ドライバーの仕事が大変なときって、どんなとき?
・延滞のプレッシャー
荷主やお客様との約束の時間に間に合わせないという気持ちがプレッシャーとなります。
あらかじめ、渋滞や目的地への効率の良い行き方を入念にチェックします。
不意の事故などによる渋滞などに巻き込まれて、時間を気にして焦る気持ちが生まれます。
・身体の疲労
小型・中型車の荷物の積み下ろしの量と回数の多さ、長距離を走る大型車の疲労や車内で仮眠をする方が多く、同じ姿勢で運転しなければならないので、職業柄、腰痛にもなりやすいです。
・眠気・睡眠不足
同じ道をずっと走っていたり、疲労が溜まっていると、眠気に襲われます。
・気象・天候
雨や大雪、強風、暑さなど、視界が見えにくくなったり、自身のコンデションを調整しなければなりません。
ストレスを上手に解消する方法
・軽くストレッチをする
休憩中に、だるくなったり、同じ姿勢を続けていて、血流の悪くなった腕や足を伸ばします。
首や肩も回すと良いでしょう。
・少量の甘いものを口にする
もちろん、菓子類の食べすぎは体に良くないのですが、甘い物が苦手ではなかったら、チョコレートや飴を一口、口に含ますと、口にひろがった甘さで、心地良くなり、疲れが取れやすくなります。
カカオ70%など、カカオの含有量の多いものだと、よりシャキッとします。
・少量のコーヒーを飲む
コーヒーなど、カフェインが含まれた飲み物は、眠気を覚ましたり、疲れを取る効果があります。
しかし、ドライバーの方は、サービスエリアや、パーキングエリアのお手洗いを使わなければならないので、利尿作用のあるコーヒー類は、量を調整して、飲みましょう。
・音楽を聞いたり仲間・同僚と話す
今は車にBluetoothを接続することが可能です。仲間や同僚と話して、気分転換や情報交換をしてみて下さい。
まとめ
一人で仕事をするのが好きだという方は、いらっしゃいますが、それ故の、責任感や自己管理能力が求められます。
しかし、気を張りつめず、リラックスして、安全運転して下さいね。