トラックの荷台には、さまざまなものを積みますよね。
ただ、荷台のスペースが十分あるからと、考えなしに積んではいけません。
荷物を積む作業の注意点を知ることで、トラックドライバーの方は、より安全に荷物を運搬することができるのではないでしょうか。
今回は、荷物の積み下ろし時や、荷台に積むときの注意点をご紹介いたします。
トラックドライバーの方は、ぜひ参考にしてみてください。
荷物の積み下ろしのときの注意点は?
まず、トラックの荷台に荷物を積み下ろしするときには安全を第一に考えましょう。
トラックで荷物を運ぶときにも注意は必要ですが、積み下ろしのときにも事故や怪我をするリスクが高いです。
大きな荷物や重い物は、無理をせずに複数人で作業するようにしましょう。
また、適切な軍手や保護帽などの保護具を着用して、事故や怪我を防ぎましょう。
トラックの荷台に荷物を積むときの注意点は?
トラックの荷台に荷物を積むときの注意点を下記にてまとめました。
配送する順序を考えて積む
さまざまな場所に配送するときには、荷物をグループ化して、荷台の前後や左右に均等に配置することで、荷台の安定性が高まり、配達時の効率も向上します。
配送する順番が遅い荷物は奥にして、早く配送する荷物は手前に来るように積み込むのがおすすめです。
重量を確認しバランスを意識する
荷物を積む前に、トラックの積載制限や重心位置の制約を確認します。
重量制限を守り、荷物を均等に分散することで、安定性を確保して安全に荷物を運びましょう。
重い荷物を高い位置に積んでしまうと、トラックの揺れで荷崩れを起こすため注意しましょう。
荷物の大きさと形状を考える
大きな荷物や特殊な形状の荷物は、積載方法に工夫しなければなりません。
大きな荷物はできるだけ荷台の中央に配置して、周囲に小さな荷物を詰めて隙間をなくすと安定性が高まるため、おすすめです。
荷物の性質を考慮する
壊れやすい荷物は適切な梱包材を使用し、隙間には緩衝材を詰めて、荷物と荷物がぶつかって破損するのを防ぎましょう。
液体を運ぶときには適切な容器に入っているかを確認し、漏れないよう注意しましょう。
適切に固定する
荷物を積む際には、ロープや荷締めベルトを使用して、適切に固定しましょう。
運搬中に荷物がずれたり、転倒したりしてしまうと、トラックが横転するなど大きな事故につながるため、十分に固定することが重要です。
まとめ
ここでは、トラックドライバーの方が日々おこなうことが多い荷物の積み下ろし・トラックの荷台に積むときの注意点をご紹介いたしました。
ドライバーの方は、注意点を確認して事故や怪我を防ぎ、安全に荷物を運搬しましょう。