トラックドライバーの方は、長距離を運転することが多く、安全に運転するには適宜、適切な休憩をとることが重要です。
ただ、どのくらいを目安に休憩したら良いのか、どのように休憩をしたら良いのか、具体的に把握していますか?
本記事では、長距離ドライバーの休憩についてまとめました。
トラックを長距離運転することが多い方は、ぜひ参考にしてみてください。
長距離運転時の休憩の重要性
長時間運転をし続けると、ドライバーは徐々に身体的・精神的ともに疲れが溜まり、集中力や判断力が鈍ってしまいがちです。
また、居眠り運転をしてしまうリスクも高まり、大きな事故につながりやすいのです。
安全に運転するためには、適切に休憩をして疲れを溜めないようにすることが重要といえるでしょう。
適切な休憩とは?
まず、トラックの連続運転可能時間は4時間が限度である旨を厚生労働省が定めています。
そして、運転開始から4時間以内または4時間が経過した直後に運転を一時中断して、30分以上の休憩をすることが推奨されています。
4時間以内に休憩するのであれば、1回の休憩につき10分以上という休憩のとり方でも、問題ありません。
ただし、高速道路の長時間運転の場合は、2時間運転したら10分から20分程度の休憩が必要とされています。
なぜなら高速道路では、常時高速で運転しながら、周りの状況を瞬時に把握して、瞬発的な判断が求められ続けます。
一瞬判断が遅れただけでも、大きな事故へとつながる可能性が高く、ドライバーは常時集中していなければいけないからです。
一般的にサービスエリアは50㎞から60km程度の間隔、パーキングエリアは15㎞から20km間隔にしかないため、早めに休憩する場所を考えておくようにしましょう。
それでは、長距離運転中の休憩は、どのように過ごすと良いのでしょうか。
長距離運転中の休憩方法としておすすめなのは、仮眠です。
短時間の仮眠でも心身ともにリラックスでき、集中力や判断力が戻りやすくなります。
また、ソフトクリームなどの糖分の摂取も、脳に重要なエネルギーとなるため、良いでしょう。
体を少し動かすのも、同じ姿勢で固まった筋肉がほぐれ、血流が良くなって、疲れが解消されるでしょう。
ぜひ、ためしてみましょう。
まとめ
ここでは、長距離運転時の休憩の重要性、適切な休憩時間の目安や休憩方法について、ご紹介いたしました。
長時間、トラックを運転するときには、適切に早めに休憩をとるように心がけて、安全に運転をして事故を起こさないように注意をしましょう。