同乗者の「車酔い」も防ぐ!ドライバーの安全運転・2つのコツ

仕事でトラックなどの車両を運転する方は、同乗者の「車酔い」にも気を使っていますか?

車酔いはその人の体質だからと決めつけるのではなく、ドライバーの運転技術でもある程度回避できるんです。

今回は、同乗者の車酔い防止方法を運転技術にフォーカスしながら紹介します。

車酔いと運転の関係性

車酔いが起こるメカニズムは、体で感じる情報と目に見える情報のズレが原因だと言われています。

例えば、走行している車の中でスマートフォンを見ていると「目の前のスマートフォンは揺れていないのに、頭は車の揺れで上下左右に動いている」状態になり、酔ってしまうというケースが挙げられます。

この例と同様に、同乗者はドライバーの運転で予期せず頭が揺すられ酔ってしまう可能性もあるため、ドライバーは同乗者を酔わせない運転操作を心がけてみましょう。

①アクセルコントロールを意識しよう

まず、同じ道でも車速が高いほど速度の乱高下が激しくなります。

同乗者を酔わせないためにはアクセルペダルを踏み込み過ぎずに丁寧に操作するのがポイント。

車の揺れを最小限に抑えることを意識して、足首に力を入れず足の親指で軽くアクセルを踏んでコントロールしてください。

安全運転はハンドル操作が重要

ドライバーの運転技術がもっとも現れやすいのはハンドル操作です。

急にハンドルを切ると横揺れによる負荷が同乗者にもかかりやすく、車酔いの原因にもなります。

同乗者を車酔いから防ぐには、とにかくハンドル操作はゆっくりと最小限に行うのがポイントです。ゆっくりと回してゆっくりと戻す動作は、簡単そうに見えて意外と難しいかもしれません。コツを掴んで安定した運転をマスターしましょう。

また、カーブを曲がる際は大きな弧を描くようなイメージをするとなめらかに曲がることができ、同乗者の負担も少なくなるでしょう。

②最小限の操作を意識しよう

さらに運転技術を向上させたいなら、交差点やカーブ、高速道路で車線変更する際のハンドル操作を最小限にすることを意識してください。

最小限のハンドル操作で曲がるには事前に車速を落としておくと共に、カーブの手前からハンドルをあらかじめ切り始める必要があります。

まとめ

ハンドル操作や車速コントロールを日頃から練習しておくことで、同乗者にも負担をかけないドライビングテクニックがきちんと身に付いてくるはずです。

同乗者の車酔いを防止できるだけではなく、ドライバー自身の身を守る安全運転にもつながりますのでぜひ上達させましょう。

運転技術をアップさせたい方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。