予定通りの時期に仕事をスタートさせるためにも、万全に備えておきたいのが面接のイメージトレーニング。
これから運送業界での活躍を考えている未経験の方でも、すでに他社で活躍したことのある方も、物流ドライバーの面接時に役立つ「よくある質問」について解説をしたいと思います。
スムーズに良い印象を残せるようぜひご一読ください。
物流ドライバー・面接前の準備3STEP
まずは面接に挑む準備が整っているか、しっかりとご確認ください。
① 時間厳守
ドライバーの業務は荷受け先との時間が守れるかが信頼関係を築く為に大切なことです。
面接の時間は余裕をもって到着できるようにしましょう。
② 服装は清潔感があるか
先方からスーツでなくても構わないといわれる以外はスーツで行くのが無難です。
私服で来るようにという指示があった場合は、カジュアルすぎず落ち着いた色合いのものを選びましょう。女性はパンツスタイルが好印象です。
③ 丁寧な履歴書&免許証
丁寧でわかりやすい履歴書を提出しましょう。面接官は人間性を重視しているからこそ、虚偽の情報を記載することはNGです。未経験でもやる気をアピールすることが大切ですよ。
また、ドライバーの面接なら免許証を必ず持参しましょう。
物流ドライバー・よく聞かれる質問5選
ここからは、ドライバー志望の場合によく聞かれる質問について5つご紹介します。
1. 自己紹介・長所・短所
ドライバーに適した人物であるかどうかを見極める質問です。
「心配性な一面がある」という短所の場合、「何事もミスの無いよう慎重に行動した結果である」など、ポジティブな変換をしてアピールにつなげられると吉です。
2. 前職を辞めた理由
責任感や認識力がある人間かどうかを見極める質問です。
露骨に前職の否定的な意見を述べるのは避け、客観的な事実をさりげなく伝えましょう。
3. 体力や飲酒に関する事実
体力のほか、ドライバーの飲酒は法的に厳しく罰せられるため、依存性の高い人物でないかも見極めます。
また、持病などで安全な運行が難しい場合も同様です。
4. 運転歴
前職がドライバーだった場合は大きなアピールポイントになりますが、未経験の場合も工夫してアピールしましょう。
運転が好き・法律に準じた安全運転を守っているなど、日頃からのドライバー意識を示しましょう。
5. 長く勤められるか・いつから勤務可能か
運送業界は慢性的な人手不足にあるために、長期勤務が可能な人物は好まれます。
勤務開始日についても早速聞かれる可能性が十分にあるので、スケジュールをチェックしておきましょう。
逆質問の模範は?
面接の際によくあるのが、終盤に「何か質問があれば…」といった一言です。
模範としては、「御社に入社できたら、直後にどのような仕事をさせてもらえますか?」などの入社後のイメージと直結するような質問が印象も良く記憶に残りやすいでしょう。
「御社の安全運行への取り組み方は?」などの運転に関する会社の方針を聞くことや、「御社が力を入れて取り組んでいる業務」などの質問も、会社の気質がわかるためおすすめです。
まとめ
運送業界のドライバーは、常に人手不足の状態が続いていますので、採用されやすいともいわれています。
ただし福利厚生や給与面でも納得のいく良い会社を探したいのならば、今回ご紹介した内容を参考に、きちんと事前準備をして面接に挑みましょう。