名古屋市天白区とトラックの物流

名古屋市天白区の概要

 

名東区の地域的特徴

 

名古屋市天白区は名古屋市の東部丘陵地帯にあり、昭和50年に昭和区から分離しててできた名古屋市内で最も新しい区です。区の中心を天白川が流れていることから、天白区と名付けられました。天白川や植田川周辺の平地と植田山・音聞山・相生山などの起伏のある地形が共にある地域です。かつては豊かな水を利用した農業が盛んな地域でしたが、近年は土地区画整理事業が進められ団地やマンションが立ち並ぶ住宅地としての役割を担っています。鉄道は名古屋市営地下鉄の鶴舞線と桜通線が通り、名古屋駅周辺へのアクセスも良好です。

 

 

家族連れに人気の「名古屋市農業センター

 

名東区には農業について体験しながら学べる施設「名古屋市農業センター」があります。ここでは牛の乳しぼり体験やヒツジの毛刈り体験ができます。ひよこやモルモットと遊べる小動物ふれあい広場は子供に大人気のエリアとなっています。名物である名古屋コーチンの卵を使ってバターやホットケーキを作る教室も開かれています。他にも野菜の収穫体験や味噌づくり、お茶摘みといった季節に合わせた様々なイベントが開催されています。新鮮な生乳を使用した牛乳やアイスクリームも人気です。春には2月下旬から3月まで美しいしだれ梅が楽しめます。

 

トラックと物流

 

居眠り運転の防止

 

長距離を運転する事が多いトラック運転手は居眠り対策を万全に行っておく必要があります。特に大型のトラックの場合は少しの気の緩みがたくさんの人を巻き込む大事故になりかねません。まず少しでも眠気を感じたら最寄りのSAに停まり、仮眠を取る必要があります。近くに停車できる場所がない場合は、ガムを噛むなどして少しでも眠気を遠ざけるべきです。近年、眠気防止を目的としたアイテムがたくさん売られています。自分でできる眠気対策をして、危険な運転を防止する事が大切です。

 

トラックの事業形態の分類

トラックは大きさだけでなく、事業形態によっても分類する事ができます。よく目にするのは、「一般」と呼ばれる一般貨物自動車運送事業という普通トラックを使用して依頼主の荷物を運ぶ事業で、トラック運送業者全体の90%近くを占めています。「特積」と呼ばれる事業形態は、不特定多数の依頼主の荷物を積み、輸送を定期的に行うトラックです。最終目的地に着くまでに集荷・配送を含めた複数の異なるトラックでの輸送と荷物の積み替えを行います。さらに「特定」と言う事業は品目ごとに依頼主の企業を絞って、特定の貨物を輸送するトラックの事です。あまり知られていませんが、遺体を専門的に運ぶ霊柩車も「霊柩」と呼ばれるトラック運送事業のひとつです。