トラブル回避の為の心得とは?

トラックドライバーは、運転に従事するので、常に交通事故のリスクが高いのだと意識して、安全運転を心がけなくてはいけません。

近年では、ネット注文が急増していて、物流量も増加傾向にあります。

ですがそれ以上にトラック輸送は国内貨物の9割りを支えている重要な仕事です。

例えば、物流がストップしてしまうと商品を待っている店舗や、原材料を待っている工場など多くがストップしてしまうでしょう。

経済が回るには物流は欠かせませんし、それを担う運送業の責任もとても大きいのです。

慣れた仕事、慣れた道だからと、おごる事無く、絶対に事故を起こさないという気持ちで、取り組んでいきましょう。

ここでは、運転する際の心構えを再認識して、トラブルに直面した時の為に、トラブル回避のための心得を紹介したいと思います。

トラックを運転する際の心構え

①スピードを出しすぎないこと。

トラックは大型で積載量が重いほど、重大事故になることを意識して安全運転を!

②疲れたら休憩をとること。

目安は、4時間運転したら30分以上休憩を取ることを徹底しましょう!

③車間距離を保つ。

急な渋滞や通行止めなどにも対応できるように、車間距離を保つことを意識しましょう!

④ブレーキ(制動機能)に優れているか点検を。

車両点検は怠らないようにしましょう!

⑤運転中の脇見運転やスマホは使用しない。

脇見運転は事故に繋がります!気を付けましょう!

⑥積み荷は丁寧に扱うこと。

荷物を損失しては、ドライバーだけでなく会社の信用に関わります、大切に扱いましょう!

⑦トラックの路駐、停車は5分以内を目安にしよう!

⑧巻き込み事故を防ぐため、内輪差を意識しましょう!

高速道路上での故障や事故が起きた場合

①高速道路上で事故をしたら、できるだけ広い場所へ移動し、ハザードランプを点滅させて停止を!

②道路上で故障をしたら、50メートル以上後方へ停止表示機材を設置して、発煙筒を点火して置き、続発事故を防ぎましょう!

③車内にとどまらずに、ガードレールの外側や停車した車の後方などの安全な場所へ避難しましょう。

④携帯や非常電話を使い、警察へ通報しましょう。

⑤トラブルや故障の状況、措置について、勤務先に速やかに連絡をいれましょう。

トラブルが起きた時には、焦らず冷静になって対処することが大切です。

この機会に、停止表示機材(三角表示版など)が車のどこにあるのか?取り出せる場所に積んであるか、確認しましょう。

また、発炎筒には有効期限があります、確認しておき、着火方法なども事前にチェックすると良いでしょう。

もしもの時のために、回避方法を頭に入れて、常日頃から備えておきましょう!