トラックのメンテナンスをする時のポイントとは?

トラックのメンテナンスをすることは、安全走行をして大切な荷物を運ぶのにかかせません。

重い荷物を運ぶトラックは、一般的な自動車よりも頑丈な構造になっていますが、エンジンオイルの交換などメンテナンスを怠れば、故障にも繋がりトラックの寿命も短くなります。

今回は、トラックのメンテナンスにおいて、大事なポイントや大切なトラックの寿命を延ばすためには、どんな運転方法が良いのかなども含めて、ご紹介したいと思います。

メンテナンス時のポイントとは?

オイル交換やエンジンルーム内の液体の残量確認と補充を行うことは、エンジンの寿命を延ばすためにも、トラックのメンテナンスの大事なポイントになります。

オイル交換

オイル交換をする目的は、エンジンの潤滑効果が高まり、働きを良くすることや、熱くなったエンジンオイルの冷却・洗浄、金属構造のエンジンの錆を抑えることを正常に行う為です。

オイルが劣化してしまうと、それらの効果が薄れてしまうので、定期的なオイル交換が必要なのです。

エンジンルーム内の液体の残量確認と補充について

“エンジンオイル”は、所定残量を示す位置まで入っているか?

 

“ブレーキオイル”の粘度はあるか?

粘度が無くなってしまうと効果が低下してしまうので、確認する必要があります。

 

“ラジエターの冷却水”ピストンやシリンダーの動きにより、熱くなったエンジンの熱を冷やすためのラジエターの冷却液の残量も確認しましょう。

ラジエターの冷却液は、エンジンのオーバーヒートの防止・錆防止の目的があります。

 

“ウォッシャ液”はフロントガラスの汚れや油膜を落とし、フロントガラスの視界を広げるのに必要です。

数種類あるウォッシャ液の中で、一般的なものはフロントガラスの汚れや油膜を落とすタイプですが、中でも“解氷ウォッシャ”というものは、フロントガラスについた霜や氷を溶かす役割がありますから、使用目的によって使い分けることも大切です。

“バッテリー液”残量が減ってしまうと、内部の極板が露出した場合にはバッテリーが弱くなり機能せず、エンジンがかからなくなるケースもあるのです。

 

以上の様に、エンジンルーム内の液体残量の確認と補充を怠らないようにしましょう。

トラックの寿命を延ばす運転の仕方とは?

ポイントは、暖気運転・急加速・急ブレーキ・急発進・半クラッチの5つです。

まず、エンジンをかけてから直ぐに発進せずに、アイドリングを続けた状態で暖気運転をすると、エンジン内にある部品が暖まり適温になるので、各部品の負担が防げます。

トラックを急加速させたり、急ブレーキや急発進させるような運転は、エンジンに大きな負担が掛かり、ブレーキバッドなどの部品の消耗に繋がるため、それらを控えて運転すると、トラックの寿命を延ばすことに繋がります。

クラッチはマニュアル車のギアチェンジには欠かせないことですが、エンジンを吹かしてもクラッチが繋がらなければトラックは動きません、ある程度回転数を上げる為にも、半クラッチを利用して、トラックを発進させましょう。

まとめ

メンテナンスをする時のポイントや、運転のコツを抑えて、トラックの寿命を延ばし、大事に使いましょう