安全に運転をするためには、適度な休憩が重要となります。
長時間運転を続けるとどうしても疲労が蓄積し集中力が低下してしまうため、事故につながる可能性が高くなるため、上手に休憩を活用する必要があります。
では、長時間の運転ではどのタイミングで休憩をとるのが良いのでしょうか?
そこで今回は、運転中の休憩の目安や頻度についてお話ししていきたいと思います。
こんな症状がでたら休憩をとろう!
長時間運転をして疲労がでてくると、休憩の必要を示す下記のような症状がでてきます。
症状がでたら無理をせずに休憩をとりましょう。
あくびの回数が増える
体の疲労とは関係なくあくびがでることもありますが、あくびの回数が増えるときは眠気を伴っている可能性が高いです。
あくびの回数が増えた場合は、眠気を伴い判断力が低下している可能性があります。
まばたきの回数が増える
まばたきの回数がいつもより増えている場合は、目が疲れている可能性があります。
肩がこる
肩がこる原因は、筋肉の緊張により血管が圧迫されて血流が悪くなるためです。
ひどい肩こりの場合は、座り姿勢をつらく感じ運転動作に支障をきたしてしまう可能性があります。
足がむくむ
足がむくんだり重く感じる症状は、長時間同じ姿勢を続けたことで血液が足に留まっていることが原因で起こります。
体の血流が悪い状態なので、一度休憩し車外へでて体を動かしましょう。
上手な休憩方法
休憩をする際は、体を覚醒させるため車外にでて新鮮な空気を吸いましょう。
また、軽く体を動かして血液の流れを促すのも疲れをとるのに効果的です。
眠気を感じる場合は、コーヒーや紅茶などを飲みカフェインを摂取することで眠気予防効果が期待できます。
眠気がひどい場合は、思い切って仮眠することも重要です!
仮眠後は、脳は起きていても体はまだ寝ていることもあるため、仮眠後は一度車外へでて体を動かすようにしましょう。
休憩時間の目安
厚生労働省では、プロのドライバーの休憩時間を以下のように定めています宇。
・4時間の連続運転で30分以上
・分割した場合でも1階回に10分以上
ただし、これらはあくまでも基準となるものなので、もう少し余裕をもって休憩を取り入れることを心掛けると安心です。
また、運転時間や距離にかかわらず体調によっても異なるため、休憩が必要と示す体の症状があらわれた場合は、運転時間が長くない場合でも休憩をとるようにしましょう。