トラックドライバーを続ける理由とは?

どんな仕事でもそうですが、その仕事を続けるには何かしらの歓びがあるからではないでしょうか?

日常的に道路で見かけているトラックですが、どんな仕事をしていて、どんな役割を担っているのかを知っている方は意外と少ないのかもしれません。

今回は、私たちの日常で使用する全ての物を運搬していると言っても過言ではない、トラックドライバーという仕事を続ける理由や、運送業界の現状について、お話ししたいと思います。

これからトラックドライバーに就職したい、転職したいと考えたり悩んでいる方の参考になれば幸いです。

是非、ご覧ください。

トラックドライバーを続ける理由は何?

ただ運転して、荷物を届ける単純作業だと思われがちなお仕事ですが、実はそうではないのです。

毎日大きなトラックを運転し続けることで、道路状況に合わせた運転スキルも必要とされます。

狭い道や、急勾配のある道、内輪差による巻き込み事故には、普通車の何倍も注意しなくてはなりません。

免許があれば運転でき、お金を稼げる仕事にはなりますが、相応の苦労やプレッシャーを抱えて仕事をしています。

日々大変な分、大型トラックドライバーの給与は高く、安定していることも魅力的です。

県外まで運転する仕事になるので、泊まりがけになることもありますから体力的には大変ですが、小型や中型トラックよりも稼げるので、ドライバーのなかでも憧れの存在です。

また、ドライバーは会社の顔として、得意先まで運行し、荷物を届けるドライバーは、お客様と顔を合わせる接客も行っています。

配送先のお客様に、ありがとうと言葉を貰ったり、感謝をされることにやりがいを覚えたり、多くの人々の必要とする物資を運び社会の役に立つ仕事に誇りを持っていて、続けている方が多いのです。

運送業界の現在の状況とは?

近年では、コロナの流行もあいまって、ネットショッピングが当たり前になり、急激に拡大していることから、物流量も増加しています。

物流量は増加していても、それを運ぶドライバーが同じように増えないので、運送会社は人手不足に悩まされている状況になっています。

その要因は、運転免許が2017年3月12日から、準中型免許が適用されて、この免許を取得しないと2tトラックが運転できなくなってしまった事が大きいです。

この制度が試行される前から普通免許を持っていた場合は適用されませんが、これから活躍する若い世代には障壁になっています。

また、ドライバーの高齢化も深刻化していて、人手不足に拍車がかかっています。

年々、ネットショッピングが増加していて、物流量も同様に増えているので、運送会社としても人材確保をしようと、職場環境の改善や、免許取得時にかかる資金を補助したり、女性ドライバーが働きやすいように託児所を設ける会社も増えています。

これから働こうと考えている方は、希望の会社の工夫している点や、仕事内容、拘束時間などを踏まえて、会社を選ぶポイントにしてみてください。

まとめ

いかがでしたか?今の日本のトラックドライバーは人材を募集している会社が多く、就職や転職を考えている方にはチャンスですよ。

仕事内容を変えてみたい、転職して給与をアップさせたい、勤務時間帯を変えたいなど、様々な希望が浮かぶと思います。

まずは、自分の希望は何なのか、しっかりと考えてから、情報収集を開始して、行動していきましょう!

社会の役に立つトラックドライバー、次の仕事にオススメです。