高速道路や、パーキングエリアによく並んでいる大型トラック(大型車)。
トラックといえば、誰もが大型車を思い浮かべるのではないでしょうか?
今回は、そんな大型トラック(大型車)について、紹介していきまよう。
大型トラック(大型車)とは
- 車両総重量 11t以上
- 最大積載量 6.5t以上
通称10tトラックと親しまれています。
大型車は、トラックの中でも更に高度な運転技術が求められ、長距離走行が多いので、身体や精神の疲労が伴います。
前日に出発し、車中泊をして翌日戻ってくることが多い職業です。
なかには、1ヶ月~1年の間、家を空ける方もいらっしゃいます。
荷主は、到着時間を指定してくるので、遠方でも気を張っていなければなりません。
また事前に予定到着時刻や交通情報、渋滞、天候を把握しておかなければなりません。
さらに、出勤時間・勤務時間も変動します。
大型トラック(大型車)運転に必要な資格
大型トラック(大型車)に乗るには、大型自動車運転免許が必要です。
ただ、大型特殊免許を持っている期間が3年以上という条件があります。
大型免許とともに、フォークリフト運転技能者を持っていれば、自身で荷下ろしをする際にとても役に立つでしょう。
大型トラック(大型車)に必要!高度な運転技術
大型トラック(大型車)は普通車より幅や高さが大きいため、死角が多く、左後方と後ろが見えにくいです。
バックの際は、後ろが見えないため、特に注意してください。
幅が広いから、狭い道にも適しません。
そして、車体が長いからカーブを曲がる時に、前輪と後輪で内輪差が大きいです。
ハンドルの切り方も、気をつけてください。
大型トラック(大型車)車体の種類
・バンボディー
荷台に、アルミのコンテナが張り付けてある車体です。
大領の荷物を搭載することが出来ます。
雨風から車体を保護できるので、引越車などに使われています。
ただ、後方からしか開きません。
・平ボディー
荷台が平らな車体です。
11t~15tの積載量です。
様々な形の荷物を搭載できますが、荷物が落下するおそれがありますので、ベルトなどで、固定しましょう。
・ウイングボディー
車体の両側が開くタイプで、荷物が搭載しやすいです。
バンボディーと形が似ています。
・冷凍冷蔵庫
荷台に、冷蔵庫を搭載した車体です。
冷蔵・冷凍食品、生鮮食品を運ぶのに適しています。
クール便としても有名です。
まとめ
大型車は、夢があってカッコいいトラックですね。
しかしドライバーの方は、陰ながら運転技術の向上に鍛錬していらっしゃいます。
死角も多く、車両の高さや幅が広いから難しさもあると思います。
これからも、安全運転をよろしくお願い致します。