強い眠気を起こさせない食事のとり方

強い眠気を起こさせない食事のとり方

強い眠気を起こさせない食事のとり方

トラックドライバーの方は、深夜帯の運転や荷物の積み下ろしなどの重労働での疲労で、運転中に眠くなりやすいため注意が必要です。

さまざまな眠気の撃退方法があるとは思いますが、食事のとり方に注意するだけでも眠気を抑えられるのをご存じでしょうか?

ここでは、トラックドライバーの方におすすめしたい、強い眠気を起こさせない食事のとり方をご紹介いたします。

トラックドライバーの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

食事と眠気の関係

食材や食事の食べ方により、血糖値が急上昇すると、すい臓が急激にインスリンを大量に分泌して、血糖値を急降下させます。

この急上昇と急降下を「血糖値スパイク」と呼び、代表的な症状の1つに強い眠気があります。

この血糖値スパイクを起こさないようにすることが大切となってくるでしょう。

 

血糖値スパイクを起こさないようにする食事のとり方

血糖値スパイクを起こさないような食事のとり方は、下記のとおりです。

血糖値が急上昇するメニューは控える

うどんやパン、ラーメンとチャーハンのセットなど炭水化物のみのメニューは急激に血糖が上がってしまいます。

たとえば、うどんではなく、そばにしたり、うどんのみではなく卵をのせたりしましょう。

パンにするのであれば、食物繊維の豊富な全粒粉やライ麦が多く含まれたものを選択することが大切です。

また、柑橘類や酢などの酸っぱい物は消化を遅らせる働きがあり、血糖値の急上昇を防ぐため、おすすめといえます。

食べる順番を意識する

はじめに野菜やきのこ・海藻など、糖の吸収を抑える食物繊維を多く含む食材をとるようにすると、血糖値の上昇が緩やかになります。

次に肉や魚などのおかずを食べて、最後にごはんやパンなどの主食を食べるようにするといいでしょう。

よく噛んで、ゆっくり食べる

短時間で食事をすると、急激に血糖値が上昇する原因となります。

また、満腹中枢が刺激されるのは、食事から15分後とされているため、短時間での食事は食べ過ぎに繋がってしまいます。

食べすぎると血糖値が上昇してしまうため、腹八分目に抑えましょう。

食後に運動をする

食後に運動をすると、ブドウ糖が筋肉に消費されるため、血糖値の上昇を抑えられるのです。

数分歩いたり、階段を昇り降りするだけでも効果はあります。

 

まとめ

今回は、トラックドライバーの方におすすめしたい、強い眠気を起こさせない食事のとり方をご紹介いたしました。

血糖値スパイクを起こすと、強い眠気の症状が起きることがあるため、それを起こさないような食事のとり方を意識して、トラックドライバーの方は、安全な運転を心がけましょう。