トラック運転中の振動によるストレスで起こりうる症状を解説!

トラックドライバーの方は、長時間同じ姿勢で運転することが多いからだけでなく、トラックの振動も原因となり腰痛に悩ませれる方が多いことをご存じでしょうか。

また、長時間の全身振動は心理的ストレスにも繋がるのです。

ここでは、トラック運転中の振動の原因、振動によるストレスで起こりうる症状をご紹介いたしますので、トラックドライバーの方はぜひご覧ください。

トラック運転中の振動の原因は?

そもそもトラックは、エンジンの動作によって振動が起こります。
また、路面不整や凹凸も振動の原因となります。

舗装の質や路面状態が悪いと、タイヤが不規則に動きます。

特にトラックは一般の自動車よりも重いため、路面の影響を大きく受けやすく、振動も大きくなります。

特に、タイヤの空気圧が高すぎる場合には、吸収できなかった道路の凹凸などの衝撃が伝わりやすくなり、車体が跳ねるような感覚になるため注意しましょう。

さらに、トラックの荷重も振動に影響を及ぼします。

大量の荷物を積むことで、車体への荷重が増加し、荷重が不均等である場合、車体が不安定になりやすく、振動が大きくなることがあるでしょう。

特に荷物を後方に集めた場合は、前方の運転席の揺れが大きくなりやすくなるといわれています。

トラック運転中の振動によるストレスで起こりうる症状は?

上記で述べたとおり、トラックは大きい振動が起こりやすく、そのストレスにより、以下のようなさまざまな症状が起こりやすいため注意しましょう。

・背中や腰、首の不快感や痛み

長時間の揺れは、トラックドライバーの身体の疲労の蓄積に繋がります。
特に背中や腰の筋肉や関節に影響を与えやすく、背中や腰、首の不快感や痛みに悩まされる方が多いです。

・消化器系の異常

振動は内臓にも影響を及ぼし、長時間のトラック運転での振動により、胃腸の不快感や消化器系の問題が発生する可能性があります。

・集中力や判断力の低下

振動はトラックドライバーの集中力や判断力にも影響を及ぼします。
持続的な振動は、身体的な疲労だけでなく、心理的にもストレスがたまり、それは運転中の集中力や判断力の低下に繋がりやすくなります。

まとめ

ここでは、トラック運転中の振動の原因、振動によるストレスで起こりうる症状についてご紹介いたしました。

車体の性質や機能により、トラックを運転するときには振動を感じやすいです。
トラックでの振動が原因で、心身の不調を感じる可能性もあります。

できるだけ振動を感じないような対策をとるようにし、安全で快適にトラックを運転できると良いですね。