道の駅 藤川宿

【道の駅藤川宿の地理的特徴】

道の駅藤川宿は、愛知県岡崎市藤川町の国道1号線沿いにある道の駅です。

駐車場には大型車両21台、小型車両78台、障がい者用車両3台を駐車することができます。

2駐車場があり、そちらは小型車両93台を駐車することができます。

トイレは男性用15(5・小10)、女性用14個、障がい者用トイレは1個となっています。

 

【道の駅藤川宿の特徴について】

藤川宿は東海道にあった宿場町で、慶長六年(1601)、品川宿から数えて37番目の宿場町として定められました。そんな藤川宿のある岡崎市は徳川家康公の生誕の地。ここ道の駅藤川宿前では大きな徳川家康公の石像がお出迎えしてくれます。

道の駅藤川宿には休憩室兼観光展示スペース『きらり岡崎コーナー』があり、案内スタッフが観光スポットや特産品を扱う店舗などをご紹介。『家康公のふるさと、岡崎のすべてが分かる道の駅』とのキャッチフレーズのもと、道の駅だけでなく岡崎の魅力をPRしてくれます。

情報コーナー以外にも産直コーナー、軽食コーナー、コンビニエンスストアがあります。

産直コーナーでは新鮮な地元産野菜の他、松尾芭蕉の句にも詠われた特産品『むらさき麦』を使った麺類やパン、地ビールなどを販売。

軽食コーナーでもむらさき麦を練りこんだきしめん『むらさき麦かけきしめん』やむらさき麦を配合したつぶつぶ食感と八丁味噌のコラボが美味しい五平餅『開運 家康御幣』など、むらさき麦を使ったメニューを提供。

コンビニエンスストア『ミニストップ』もあるため、日用品の他お土産も24時間購入できるのも嬉しいですね。

 

【江戸時代の門構えが残る脇本陣跡『藤川宿資料館』】

道の駅藤川宿から車で約4分の距離に『藤川宿資料館』があります。

藤川宿資料館は、宿場町の本陣(要人が宿泊する施設)の予備である脇本陣跡に建てられた資料館で,建物は当時のものではありませんが、その門は江戸時代当時のままの遺構だそうです。また、当時の敷地は現在の資料館の敷地の4倍ほどあったそうで当時の賑わいが偲ばれます。

館内には当時の街並みが再現された『藤川宿街道模型』や岡崎市指定の歴史資料である「藤川宿高札」、当時の古民具など藤川宿にまつわるものが展示されています。

資料館の裏手には本陣跡の石垣も見ることができます。

資料館の近くには古い旅籠の町屋や札場跡など史跡がいくつか残り、少し足を延ばせば特産品でもある『むらさき麦』を詠んだ松尾芭蕉の句碑や、街道の松並木なども見られます。

先ほど紹介した道の駅藤川宿の『きらり岡崎コーナー』でも街歩きマップや観光スポットを紹介しているので、歴史をたどる散策をしてみてはいかがでしょう?