道の駅 織部の里・もとす

【道の駅 織部の里・もとす地理的特徴】

「道の駅 織部の里・もとす」は、岐阜県本巣市にある、国道157号沿いの道の駅です。全国的にも有名な「根尾谷 淡墨桜」まで車で約25分という場所にあります。駐車場は普通車136台(身障者用4台) 大型車8台を駐車することができます。トイレは男性用10個、女性用9個、身障者用2個(スロープ有)となっています。

 

【道の駅 織部の里・もとすの特徴について】

国道157号、本巣トンネル南に開駅した「道の駅 織部の里もとす」は、古田織部誕生の地であることにちなんで名づけられました。古田織部とは、安土桃山時代に武士・茶人・陶人として、英傑、「信長・秀吉・家康」につかえ活躍した人物です。

戦国時代に武士として生まれながら、千利休の弟子でもあり、茶の湯や陶器、建築などにおいて、当時「織部好み」と呼ばれるムーブメントを起こしました。武士としても功績がありますが、芸術家としての影響力の方が大きかったようです。

古田織部の指導で創設された織部焼(おりべやき)は、桃山時代の1605年頃、岐阜県土岐市付近で始まり主に美濃地方で生産された陶器で、織部釉の美しい緑色などを特徴とする日本を代表する陶芸品です。<古田織部が好む>から「織部好み」と呼ばれたわけですが、その芸術は自由で奔放、非対称で独創性があるという特徴がありました。茶の湯に使われる陶器においても、器のゆがみや市松模様の絵付けなど、現代にも通じる斬新なデザインを生み出したのです。

 

そんな古田織部の人物像やその歴史を紹介する「織部展示館」の他、新鮮な朝採り野菜や特産品を販売する「ゆらら」、手打ちそば体験ができる体験館や喫茶・レストラン「和美庵」などがあります。

 

「ゆらら」で取り扱うのは地元農家によって毎日出荷される生鮮野菜、果物。季節によって旬の食材が並び、その種類の多さにも驚きます。地元の特産品でもある山菜やジビエ商品が並ぶのも特長の一つ。また、織部焼のコーナーも充実しています。ぜひお気に入りの器を探してみてくださいね。

喫茶・レストラン「和美庵」では、ドリンクについてくるトーストやサラダなどが付くモーニングサービスが好評です。11:00までのサービスなので、少し早めにお出かけください。さらに岐阜県産の食材を使用した定食や国産そばなどメニューも豊富です。

他にもファーストフードでは、ソフトクリーム、みたらし団子、フライドポテトもあり軽食も楽しめますよ。

体験館では、土日祝限定で「そば打ち体験」が体験できます。時間は約1時間で、一人から申し込むができます。完全予約制ですので、お早めにご予約ください。

自ら打ったそばは、持ち帰りとなっています。お子さまの体験にもおススメです。

旅の思い出と共に、自分で打ったそばの味は格別でしょう。