長時間の運転は、ずっと同じ姿勢なので、体のいろいろな部分に支障をきたしてしまします。
そこで、簡単にできるストレッチをいくつかご紹介します。
体の側面を伸ばすストレッチ
1.両足を開きます。
2.両腕を上げて、左手を右手でつかみます。
3.息を吐きながらゆっくりと上半身を右側に倒し、左側を伸ばします。
4.息を吸いながら上半身を戻し、体を上へ伸ばします。
5.手を逆にして、反対側も同じように伸ばします。
太もものストレッチ(前)
片脚を後ろに曲げ、両手でつま先を持ち、曲げたふくらはぎが太ももの裏にくっつけます。少しだけ体を前に倒し30秒。
反対側の足も同様に行ってください。前ももの筋肉が伸びて、血行が良くなり下半身がむくみが解消されます。
太もものストレッチ(後)
肩幅より広めに足を開きます。
まずはどちらかのひざをまげ、反対側の太ももの後ろを伸ばします。
この姿勢で30秒キープ。
反対側も同じように繰り返します。
凝り固まった肩をほぐすストレッチ
1.足を軽く開き、壁に頭、背中、腰をつけて立つ。
両肘を直角に曲げ、肩の高さまで上げる。その際、手のひらは正面向き。
2.肘の位置はそのままで、肘から先の手を下にたおす。
この際、頭、腰は壁から離れないようにする。
腰痛を予防するストレッチ
腸腰筋というお腹側から支えている筋肉が硬くなることで腰痛が起こりやすくなるようです。このストレッチは、この硬くなった腸腰筋をほぐす効果があります。
1.手は腰に当て、足を前後に大きく開きます。
前側のひざを深く曲げ、上半身を下げて股関節を伸ばします。
前後の足を入れ替えて同じように繰り返します。
はじめは無理せず、できるところまで、できる回数で行ってください。
なれたら、左右で3回ほど繰り返すといいかと思います。
腰を丸めるストレッチ
硬くなった腰椎やその周辺の筋肉をほぐすストレッチです。
※椎椎間板ヘルニアの方は、悪化させてしまう可能性があるため行わないようにしてください。
1.椅子に座り、膝をかかえるように体を前にまげて30秒。
元の姿勢に戻します。
2~3回程度繰り返します。
いくつかのおすすめストレッチをご紹介しましたが、できるだけ少しの時間でも、続けていただくことが体への負担を少なくして行けると秘訣かと思います。がんばって毎日少しずつ取り込んでいってください。