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新洲崎JCTと物流

新洲崎(しんすざき)ジャンクション

名古屋高速都心環状線・名古屋高速2号東山線・名古屋高速5号万場線が接続するジャンクションです。2027年のリニア中央新幹線開業にむけ、2016年に、このジャンクションにインターチェンジを新設することが決まりました。名古屋高速とリニア新駅との相互アクセス向上を目的として、名古屋駅方向に出入口をつくるそうです。

住所は、愛知県名古屋市中村区名駅南3丁目になります。最寄り駅は地下鉄鶴舞線の大須観音駅で歩いて12分程かかります。

「大須観音」は、日本三大観音の1つと言われる観音霊場です。なごや七福神の布袋像を安置します。

寺内には『古事記』の最古写本をはじめとする貴重書を多数蔵する「真福寺文庫」があります。

その周りにある「大須商店街」は、メインストリートの万松寺通をはじめとする賑やかなアーケード街があり、定番の名古屋グルメやB級グルメ、レストラン、カフェが並んでいます。

また、ファッションも流行最先端のものから、個性的な古着まで様々なものが揃っています。そして、秋葉原、日本橋に続く日本第3の電気街とされています。老若男女、海外の観光客からも大変人気のあるスポットで、楽しい観光の時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

【新型コロナウイルス感染拡大と物流業界】

2020年の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、物流業界は大きく変化しています。例えば、配送先の店舗や工場などが休業し、荷物を運ぶ先がなくなってしまった運送会社があります。倉庫や物流センターの一部では、輸入貨物の減少で倉庫から貨物がなくなったり、また東京オリンピックの延期により、出庫されるはずだった貨物がそのまま保管されて混乱しています。

そして、物流量自体は増加傾向にあります。個人の消費では、在宅勤務や外出自粛で、自宅にいることが多くなったため、家での消費が増加しています。また、外での買い物を自粛する人も多く、ネットショップでの購入が増加し、比例して物流業界の仕事量も大幅に増加しています。店の消費では、マスクは勿論のこと、2020年2月からの全国小中高一斉臨時休校およびSNSでのデマなどが起因となり、食料品やトイレットペーパーなどの買い占めが起こり、店側は在庫確保のために仕入れを増やしました。

その結果、物流業界の仕事量は大幅に増加しました。これを踏まえた政府や企業の様々な取り組みが考えられてきています。コンビニ受け取りなど、ドライバーの再配達に関する負担軽減に繋がる行動をしたりすることで、この状況を少しでも打開できるよう皆で意識していけるといいですね。