【道の駅 むげ川の地理的特徴】
「道の駅 むげ川」は、岐阜県関市武芸川町跡部にある県道94号線沿い道の駅です。駐車場には普通車48台((身障者用6台) 大型車8台を駐車することができます。トイレは男性用6個、女性用6個、身障者用1個(スロープ有り)となっています。
【道の駅 むげ川の特徴について】
「道の駅 むげ川」は、岐阜市と関市の境界線近くにあり、清流「武儀川」がすぐ横を流れ、跡部水辺公園と一体となっています。また、駅名ともなっている武芸川町は南に岐阜市、西に山県市美山地区、北は関市洞戸地区、東は美濃市・関市中心エリアに接しているため、岐阜市方面から徹夜踊りで有名な郡上八幡、奥美濃地方のスキー場や、飛騨高山方面へ向かう観光客の多くが県道94号線を利用します。
「道の駅 むげ川」はレジャー、観光の行き帰りの中間点に位置するため、ちょうどいい休憩場所として多くの方々に利用されているのです。
山々に囲まれた武芸川町は、のどかな田舎の風景が広がる町。中でも寺尾ヶ原千本桜公園が有名です。武芸川町の北部、標高220mの寺尾峠と寺尾地区を結ぶ県道59号線沿いに2kmに渡って約1000本の桜のトンネルが続きます。これは地元住民がこの地区にバス路線の運行が開始されたこをきっかけに、昭和27年、住民総出で300本の植樹をしたことが始まりです。今では岐阜県選定の「飛騨・美濃さくら三十三選」にも選ばれる桜の名所となり、夜間のライトアップも実施され、春には多くの観光客がお花見に訪れます。また、町のシンボル「武儀川」は、鮎やうるり・シラハエ・鯉が泳ぎ、夏にはアユ釣りやカヌーツーリングにも人気があります。
そんな武芸川町の特産品「つるむらさきうどん」は、古くは薬草としても使われた「ツルムラサキ」という野菜を粉末状にして練りこんだ「うどん」で地域振興の一つとして生まれました。ツルムラサキにはモロヘイヤに似た独特の粘りやぬめりがあり、それがうどんのつなぎとなって、なめらかな食感のつるんとしたコシのある美味しいうどんになっています。「道の駅 むげ川」の飲食店コーナーでも「つるむらさきうどん」を味わうことができます。また、地元武芸川町で採れた新鮮な野菜、岐阜県の特産品などを取り扱う直売店や、焼きたてのパンの販売されている「パン工房 むげ川」などもあります。屋外にはイベントなどが行われる広場や季節の花を植えたお花畑、駐車場南西に設置された水車と池で、昔ながらの水辺の風景が再現されています。