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愛知県額田郡幸田町とトラックの物流

幸田町の概要

幸田町の特徴

幸田町は、愛知県の中南部に位置する町です。自動車関連産業を中心に製造業の盛んな地域で、中部工業団地をはじめ多くの工業団地があります。町の中央部北部は町名の由来となった広田川に沿って平野が広がっています。町の東部と南西部には丘陵が続いていて、東部には遠望峰山(とぼねやま・標高441m)があるほか、南西部には、三ヶ根山(標高325.7m)があります。町内には、南北に国道248号、東西に国道23号が通っており、岡崎市や蒲郡市、西尾市等と結ばれています。また、国道23号沿いには、道の駅『筆柿の里幸田(ふでがきのさと・こうた)』があり、大型車34台、普通車38台、身障者用2台、2輪車スペース等の駐車場があり、レストラン、地域の特産物販売所等が設置されています。地域住民をはじめ多くの人に親しまれている道の駅です。

鉄道については、南北に東海道本線が通り、東西を東海道新幹線が通っています。幸田町は、1906年に、額田郡坂崎村、相見村、深溝村が合併して、額田郡広田村(こうだむら)が設置されました。また、同年、幡豆郡豊国村、松坂村が合併し、幡豆郡豊坂村が設置されました。そして、1909年東海道本線の幸田駅に合わせて、幸田村に改称され、1952年4月1日より額田郡幸田町として、町制施行が始まりました。のち、1954年8月1日、幡豆郡豊坂村と合併し、今の額田郡幸田町が誕生しました。町の面積は、56.72㎢で、人口は、39,776人を有している町です。

幸田町の有名なお祭り

幸田町には有名な大きなお祭りがあります。「こうた凧揚げまつり」や、「彦左まつり」などです。「彦左まつり」は、その昔、徳川家康に仕えた天下のご意見番、大久保彦左衛門を幸田町のゆかりの人物として、毎年7月末に、町内を行列で練り歩くお祭りです。歩行者天国を、小学生や町民、企業の社員らが大久保彦左衛門や一心太助に扮して練り歩く時代行列で、たらいに乗った彦左役と、女性扮する一心太助が人気です。「彦左まつり」は、7月の第4土曜日の夕方から行われます。

トラックと物流

平成29年3月トラックの免許が大きく変わります

平成29年3月から、トラックの免許が大きく変わります。平成27年6月17日に公布された「道路交通法の一部を改正する法律」により、「準中型免許」が新設されることになりました。これは、高校の新卒者などの若い人が、トラックドライバーの仕事に従事しやすいようにと新設された免許です。

普通免許の保有を前提とせず、18歳で取得することができ、トラック運送業界への若い人の就業間口を大きく広げるものです。これにより、若年トラックドライバーの養成と、積極採用に大きな期待がかかっています。