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道の駅 アルプ飛騨古川

【道の駅 アルプ飛騨古川の地理的特徴】

道の駅 アルプ飛騨古川は、岐阜県飛騨市にある、国道41号線沿いの道の駅です。

富山と飛騨高山を結ぶ国道41号沿いに位置しています。

駐車場には大型車27台、小型車両59台を駐車することができます。

トイレは男性用12個、女性用10個となっています。

 

【道の駅 アルプ飛騨古川の特徴について】

道の駅 アルプ飛騨古川は、奥飛騨の玄関口にあたり、北アルプス・乗鞍岳が一望できる道の駅です。道路情報やイベント等の最新情報を教えてくれる案内人が常駐しており、旅の情報収集にも至適な場所です。飛騨地域の情報発信基地として、パンフレットも多く取り扱われています。公営宿泊施設の予約状況や当日の予約、その他にも周辺宿泊施設の案内もしています。案内所には、ファクスや医薬品も常に備えておりますのでお気軽にご利用ください。無料休憩所(畳敷き)が、ドライバーの運転で疲れた体と心を癒し&リフレッシュさせてくれます。最近改装されてきれいになったトイレには、赤ちゃんを連れて入る多目的トイレもあります。また、外の自販機に無料Wi-Fiがついています。

お食事処としては、和食を中心とした飛騨古川ならでは味を堪能することができます。主に飛騨牛や朴葉味噌定食などが人気です。併設された「飛騨っ娘そば処」では、当店一貫生産にこだわりぬいた、自家栽培した香り豊かな飛騨数河(すごう)産そば粉のみを使用した本格的な手打ちそばを楽しむことができます。こしがあってのどごし豊かな透明感のある麺は、薄口のあっさりめのだしと絡めてお召し上がりください。囲炉裏の窯にはそば茶が入っています。お土産屋やフードコート、無料休憩所は朝9時から17時までの営業となっています。地場の売店に、素敵な竹で編まれたかごバックが売られているのが口コミで人気です。

周辺の見どころとしては、起し太鼓の里、飛騨古川祭り会館、白壁土蔵群と瀬戸川、古い町並みでしょうか。旨い酒と地の肴に出会う旅、飛騨の酒蔵巡りなどおすすめです。小さいながら酒の種類はかなり多く、季節ごとに販売される限定品も豊富で、飲み比べも楽しい蒲酒造場、瀬戸川沿いの白壁土蔵群の中でも最も大きく重厚なつくりの老舗である渡辺酒造店、築170年の酒蔵、蔵の中の石垣と石段があり必見な大坪酒造店があります。地酒に合う郷土料理も豊富にあります。

 

トラックと物流

【いまさら聞けないトラック基礎知識~車両重量と最大積載量の関係】

意外と皆さんが知らないトラックの構成、形状、法規制などについて書いてみようと思います。

トラックへの貨物の積載重量など、トラック輸送サービスの利用者側である荷主企業の担当者さまでも知っておくべきトラック知識をまとめてみました。

1.トラックとは

貨物を運転する車を一般的にトラックと言います。トラックの構造は、シャシ、キャブ、ボディに大別されます。シャシはフランス語でフレーム。エンジンやサスペンションなど、車の基本構成部分で車台ともいいます。キャブは運転席、ボディは車体です。

2.トラックの形状、装備

  • 平ボディ(平車)…荷台がフラットで荷下ろしがクレーン等でもできます。雨・風等からまもる屋根、壁がない為シートをかけるなど貨物の保護が必要です。
  • バンボディ(箱車)…箱型の架装。雨や風から荷物をまもります。手卸の時の使用が多くリフトでの積み下ろしができません。
  • ウィングボディ…バンボディのサイドが羽根のように開くタイプで両側からリフトでの積み下ろしができます。ボディの開閉動作に使用される油圧装置や電動モータが搭載されているため、バンボディより車両重量が重いです。
  • クレーン(ユニック)…重い荷物を吊り上げ荷台に積み下ろしできるので建設現場でも活躍。ユニックは商品名です。
  • テールゲートリフタ(パワーゲート)…荷物を載せて荷台の高さまで持ち上げたり、地面に降ろすことができます。パワーゲートも商品名です。

3.トラックの最大積載量

トラックは安全走行、また公共の道路に損害を与えないために積載できる貨物の重量に制限があります。

どれだけ貨物を積載することができるかは、トラックの構造・形状・大きさ等により異なりますが、最大積載量は、次の算式によって算出します。

最大積載量=車両総重量-(車両重量+乗車員等の重量)

4.トラックの装備と最大積載量の関係

トラックのサイズは一般的に4t車・10t車などと呼ばれます。だからといって4t車には貨物が4t積載できるというわけではありません。4t車とは、標準の積載量が4t程度のトラックサイズのものを呼んでいます。これにクレーンやパワーゲートの装備がついていればそのぶんの重量を引いた値が、実際に積載できる重量です。ウィング車や箱車と比べて、平ボディ車は車両重量が軽い為、多く荷物を積むことができます。

5.過積載

最大積載量を超えて貨物を積んで走ることを、過積載と言います。過積載は、道路交通法で禁止されています。過積載違反をした場合、罰則の対象は、車両の運転者だけではなく、運送事業者、荷主にまで及ぶことがあります。

以上、トラックの基礎知識でした。

荷主事業の担当者の方にとっても、車両の積載重量の基礎知識は最低限あることが望ましいと思われます。