ドライバーという仕事は、長時間座った姿勢での運転が続く事が多く、また重い荷物の積み降ろしをする事もある為、腰痛や肩凝りになりやすい傾向にあります。
忙しくて、なかなか休憩が取れない事が重なれば、そのリスクも高まります。
今回は、そんなトラックドライバーの悩める腰痛について、改善方法などをご紹介します。
仕事を健康な身体で続けられるように、腰痛について知ることは、予防にも繋がります。
是非、チェックしてみてください。
腰痛の原因とは?
ドライバーの約7割が経験している腰痛ですが、どのようなことが原因なのでしょうか?
一見、座って過ごす時間が多いドライバーは、楽なのではと思う方も多いかもしれません。
ですが長時間の運転は、事故を起こさないように気を配り、運転に集中するため、緊張する状況が続きます。
それにより筋肉も同様に緊張したり、凝り固まった状態になると、腰痛やヘルニアの原因に繋がります。
また、車内の環境も大きく影響します。
夏場は特に日差しが強く暑いので、クーラーを強めに掛けると身体が冷えて、血行不良を起こしてしまったり、筋肉の柔軟性が低下してしまうので注意が必要です。
また、荷物の積み降ろし作業は、想像以上に身体に負担が掛かっています。
同じ姿勢が長く続けば、腰への負担も増加します。
長時間の運転で同じ姿勢が続き、筋肉が凝り固まってしまった所に、重い荷物を降ろせば、腰へ一気に負荷がかかり、痛めてしまう可能性が高まるでしょう。
予防方法は?
長時間同じ姿勢にならないように、休憩を適度にはさんで、ストレッチをして身体をしっかり伸ばし、筋肉の柔軟性を保つことや、疲労を蓄積しないようにすることが大事です。
正しい姿勢を保つことは腰への負担の軽減に繋がります。
前のめりの姿勢で運転していたり、猫背などの悪い姿勢も腰への負担を増す原因になるので、背筋をしっかりと伸ばすように意識してみましょう。
座り方としては、腰と膝の位置は水平であること、もしくは膝の方が少し高い状態にすることがポイントです。
また、背筋が自然と伸びた状態を保てるように、深く腰かけて背筋がまっすぐに伸びているか意識して、座席シートの角度も見直しましょう。
シートの前後の位置は、ペダルに足を伸ばした際に、膝が伸びきらない位置にセットしましょう。
正しい姿勢を保つのが大変だと感じたら、バスタオルを丸めた物や、クッションをシートと腰の間や、首の後ろへ挟んで調整してみてください。
まとめ
繁忙期や長距離を運転し続けている際に、休憩を挟み、ストレッチをすることや、座り方を工夫することで、腰痛の予防にも繋がります。
れないようにしましょう。
是非、試してみてください。