【道の駅瀬戸しなのの地理的特徴】
道の駅瀬戸しなのは、愛知県瀬戸市品野町の県道210号中水野品野線沿いにある道の駅です。
駐車場には大型車両12台、小型車両57台、障がい者用車両2台を駐車することができます。
トイレは男性用9個、女性用10個、障がい者用トイレは1個となっています。
【道の駅瀬戸しなのの特徴について】
『せともの』の言葉からも分かるように、愛知県瀬戸市は古くから陶磁器の街として栄えた歴史と文化があります。そんな陶磁器の街にある道の駅らしく、瀬戸しなのの外観は登り窯をイメージしており、窯の煙突を模したレンガ造りの大きな煙突が目印。トイレの手水鉢も染付の陶磁器です。
施設は情報・観光案内コーナー・トイレに加えて、『産直とれたて市場』と『せとめし食堂』があります。
『産直とれたて市場』では、地元の新鮮野菜や、瀬戸市内で人気の給食メニューで専門店もある『てりかけ』などのお惣菜や、お弁当を販売。また、食堂でも提供中の地元産『瀬戸豚』の販売コーナーや、スイーツコーナーもあります。
『せとめし食堂』では『瀬戸焼そば』を提供。この『瀬戸焼きそば』は、キャベツと醤油で煮込んだ豚コマ、味付けは豚コマの煮汁だけというシンプルながら飽きの来ない味わいで昭和30年代から瀬戸市民に愛されるB級グルメ。他にも瀬戸豚を使ったコロッケとメンチカツが味わえる『道の駅定食』や、『瀬戸豚カツカレー』『瀬戸豚みそ丼』など、瀬戸豚を使ったメニューも豊富。
また、運が良ければ道の駅前のスペースで『猿まわし』が見られたり、食堂内や情報施設などで各種イベントが開かれたりもしています。
【桜に、紅葉、水遊び…一年中楽しい岩屋堂公園】
道の駅瀬戸しなのから車で約9分の距離に、『岩屋堂公園』があります。
岩屋堂公園は愛知高原国定公園内にある自然公園で、いくつかの滝がある鳥原川と、岩の祠『岩屋山薬師堂』(通称岩屋堂)、岩巣山などがあります。
岩屋堂は大きな岩でできた天然の祠で、725年高僧行基が庵を開き、この祠内で仏像を彫って聖武天皇の病気平癒祈願を行ったという伝説があります。
鳥原川の両岸には桜や紅葉や植えられており、春には満開の桜、秋には紅葉のライトアップも行われ清流とのコントラストが楽しめます。
また、川の中ほどにかかる橋の下をせき止めて天然のプールにしてあります。最深でも小さな子供の胸ほどの深さで、川底も平坦に整備されています。夏でも冷たい川の水ですので、水遊びに、サワガニ採りにと川遊びにはもってこいの避暑スポットとなっています。
他にもホタル観賞や、こども金魚すくい大会などのイベントも開かれています。
時間の流れが遅く感じる清流の景観を一年中お楽しみいただけます。