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柳津 (道の駅)とトラックと物流

道の駅柳津の地理的特徴

 

道の駅柳津は、岐阜県岐阜市柳津町の主要地方道岐阜・南濃線(県道1号線、水郷ハナミズキ街道)沿いにある道の駅です。道の駅柳津は岐阜・南濃線が中央分離帯で区切られているため、駐車場とトイレのみの西エリアと、駐車場とトイレに加えて各種施設がある東エリアとに分かれています。両エリアは鶉大橋の下の歩道で結ばれています。

東エリア駐車場には大型3台、小型48台、妊婦用1台、障がい者用駐車場2台を駐車することができます。

西エリア駐車場には大型3台、小型16台、障がい者用駐車場1台を駐車することができます。

東エリアのトイレは男性用6個、女性用6個、多目的トイレは1個となっています。

西エリアのトイレは男性用3個、女性用3個、多目的トイレは1個となっています。

 

道の駅柳津の特徴について

 

道の駅柳津の西エリアは駐車場とトイレのみですが、東エリアは駐車場・トイレに加えて『物品館・屋外販売所』、『情報館』、『展望施設』、『屋上広場』があります。物品館・屋外販売所には地元の特産品である佐波いちごを使った銘菓『いちご大福・いちご最中・苺ういろ』や、県産品や軽食などを数多く取り揃えています。展望施設の壁面に掲げられた謎の文字「8712」は、「やないづ」の語呂合わせと、施設の高さも8.712メートルからなのだそう。屋上広場にはモニュメント『夢の鐘』があり、その音色を楽しむ事ができます。

 

笑顔とクルマに会える街、カラフルタウン岐阜

 

カラフルタウン岐阜とは、2000年に誕生した、岐阜県岐阜市柳津町にあるトヨタグループが運営する大型複合ショッピングモールです。スーパーマーケット『フードマルシェ』や、フードコートに加え、グルメタウンコートと称する飲食店あり、映画館あり、書店、雑貨店、衣料品店、家具店…と日常必需品はすべてがそろっている大型モールです。中でも、トヨタとダイハツの全てのクルマが揃い、見ることができる『オートモール』はカラフルタウン岐阜の目玉。カー用品店や中古車販売店、トヨタ系列のディーラー店などがそろっており、買い物や映画の間に車の整備や点検も受けられる、カーライフサポートが充実しています。

 

トラックと物流

 

2020年までに実現なるか?トラック隊列走行実験

2018年の1月23日から25日まで、経済産業省と国土交通省、トラックメーカー4社による「トラック隊列走行実証実験」という公道実験が実施されました。

実施場所は、上り方面が新東名高速道路浜松SAから遠州森町PA、下り方面が遠州森町PAから浜松SA間。隊列は先導車に続いて、CACC(コーペラティブ・アダプティブ・クルーズ・コントロール、協調型車間距離維持支援システム)対象の3台のトラック、CACC非対象のトラック1台が続きます。先頭車両と3台目のトラックの全長は約100m。

この実験は公道では初の実験の為、今回はすべての車両で有人となりました。それぞれの車両に2人が乗りますが、2台目・3台目のトラックは緊急時対応の監視要員としての運転手とシステム管理者で、常時にはアクセル・ブレーキングなど操作は行わないとの事。自動運転システムのレベル2にあたります。

なお、ヨーロッパなどではすでに同一メーカー製造のトラックを隊列走行させる実験は行われていますが、今回のように公道で異なるトラックメーカーが製造したトラックを用いた隊列走行実験は世界初の試みだそうです。

また、今回行われた実験でのCACCは従来のシステムよりも応答の遅れや車間距離の変動が少ない走行をすることが可能となり、混雑した状況下でも対応できるとの事で、実験中も短い車間距離を保てたとの事です。これにより長距離走行する際、運転手の負担軽減につながると考えられています。

実験に先立って23日には現地説明会が行われました。経済産業省 製造産業局 自動車課 ITS・自動走行推進室の垣見直彦室長によると、「2019年の1月に無人で走ることができる隊列走行を、安全保安要員を乗せる形で高速道路上で実証実験する。その後は、2020年度に新東名で無人の隊列を実現させる。その上で、早ければ2022年度に商業化をめざす」「なお、今回の実証については、特段の法規制の緩和などは必要なかった。ただ、来年の1月の実証実験をするためには、車間距離とか全体の長さの問題(全長規制25メートル)とか、いくつか法規制があり、それを国土交通省や警察庁のほうに今年の10月までに緩和をしていただくということになっている」「トラックが車間距離が短い状態で隊列をつくって走ると空気抵抗が減るので燃費低減が期待できるし、道路が効率的に使えるというメリットもある」との事。

さらに、1月30日から北関東自動車道でも隊列走行実験が行われました。これは、北関東自動車道が新東名高速道路に比べ高低差があり、山坂ではアクセル、ブレーキの比重が大きく、その対応を実証実験しました。

インフラ面や法規面での課題は残りますが、実現できれば現在の人手不足解消に加えて燃費低減も期待できる隊列走行。自動運転システムとの併用で、近い将来『無人のトラックが隊列を組んで走っているのが当たり前の光景』という日が来るかもしれません。