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トラックドライバーに「仮眠」は必須?中部のおすすめ休憩スポットもご紹介!

長距離を運転する大型トラックドライバーにとって、最も大切なのは安全に運行するための集中力と体力の維持です。

つまり疲労の蓄積は大敵で、適度に休息を挟み、適切な運転時間と拘束時間を管理しなければいけません。

そのため、労働基準法では長距離ドライバーのための法律を定めています。

令和6年改定の新しいトラックドライバーのための労働時間の規制内容とは?

長時間の運転が続く労働では事故の発生率が高まり、ドライバーの健康状態に影響が出るため、労働基準法では長距離ドライバーの労働条件を以下のように変更しました。

  • 時間外労働は年次960時間以内とする
  • 原則、拘束時間は一日当たり13時間以内、業務都合でも最大15時間以内とし、1か月の上限を284時間以内、年間3300時間とする
  • 4時間を超える連続運転の場合、原則として純粋な休憩時間を30分以上要する

長距離運転のトラックドライバーは夜間走行が多いので、休憩時間に仮眠を取るケースがほとんどと言えます。

仮眠を取ることで体力や集中力を回復させ、運行中の眠気などで起こる事故を防ぐことができます。

仮眠はどこで?安全な休憩スポットとは?

大型トラックは一般車両と異なり、車体の大きさから一般的な道路に駐車し休憩すると取り締まりに遭うことや思わぬ事故を引き起こすこともありますので、駐車する場所は限られてきます。

荷受け先の近くで待機したいというトラックによる違法駐車が社会問題化していることも念頭におき、休憩や仮眠の場所は慎重に選びましょう。

一般的に大型トラックの休憩ポイントとして挙げられるのが、駐車スペースの広いトラックステーションですが、全国的に閉鎖や減少傾向にあります。

現在使用しやすい休憩スポットは高速道路のSAやPA、道の駅などです。

中部のおすすめ休憩スポット

シャワーや温泉などがあり、仮眠利用に特におすすめの道の駅をいくつかご紹介します。

  • どんぐりの里いなぶ 国道153号 愛知県豊田市武節町針原4-1
  • 美濃白川 国道41号 岐阜県加茂郡白川町河東3500-1
  • 朝日 国道7号 新潟県村上市猿沢1212
  • 井波 国道471号 富山県南砺市北川730
  • いおり 国道160号 石川県七尾市庵町笹ヶ谷内3-1
  • シーサイド高浜 国道27号 福井県大飯郡高浜町下車持46-10
  • にらさき 国道141号 山梨県韮崎市中田町中条1795
  • マルメロの駅ながと 国道152号 長野県小県郡長和町古町2424番地19

まとめ

大型トラックの長距離運転ドライバーの健康や、事故を防ぐ適切な休憩の確保を行うために労働基準法は改正されました。4時間の運行で30分以上の休憩が必要と定められています。

休憩時間に仮眠を取ることは、体力の回復につながりますが、駐車場所を適切に判断しなければ違法となるかもしれません。

おすすめは、シャワーなどの施設が整った道の駅です。

仮眠でリフレッシュして、安全で快適な運行を心がけましょう。