EXPASA富士川について
今回ご紹介する「EXPASA富士川」は東名高速道路上のSAで、その名の通り、静岡県富士市・富士川のすぐ傍に位置しています。駐車場には大型車両39台、小型車両は218台を駐車可能。一般道と繋がる「ぷらっとパーク」というゲートが設置されているため、静岡県道10号富士川身延線からも利用することが出来ます。
【EXPASA富士川の特徴について】
地元ならではの食材や料理を味わえる4店舗が揃ったフードコートの他に、カフェやベーカリーなど、飲食店が充実しています。ショッピングコーナーにも食品や服飾雑貨を筆頭に様々な商品があり、お土産の購入にもうってつけ。
また、2017年2月にはこのEXPASA富士に、富士山の見える高さ60mの大観覧車「Fuji Sky View」が誕生。この観覧車からは、富士山だけでなく、駿河湾や市街地方面まで見渡すことが出来ます! EXPASA富士川のショップでも、この観覧車にちなんだグッズなどが販売されており、旅の記念となること間違いなし。「おひとりさま」でも楽しめますが、家族やカップルでも楽しめるのが、この「EXPASA富士川」の魅力です。
【静岡の山は富士山だけじゃない! ライトアップもある花見の名所『御殿山』】
静岡で「山」と言われると、やはり真っ先に思い浮かべるのは「富士山」。ですが、EXPASA富士川の周辺には、富士山以外にも魅力的な山が存在するのです! その名も「御殿山(ごてんやま)」。名前の由来は、徳川家康が建てた「蒲原御殿(かんばらごてん)」の背に、この山があることから。こちらは静岡県内でも指折りの花見の名所で、毎年3月末頃から4月にかけて「かんばら御殿山さくらまつり」が行われます。期間中は夜間のライトアップもあり、美しく彩られた夜桜を堪能することが出来ます。しかし、御殿山の見所は桜ばかりではありません。雄大な眺望が人々を魅了し、お花見のシーズン以外にもたくさんの観光客が訪れる場所です! 富士山はもちろんのこと「EXPASA富士川」のある富士川も望むことが出来ますよ。
トラックと物流
【運送業は人の出入りが激しい? 政府や運送会社の人材確保への努力】
現代日本に於いてとても大切な、トラックによる物流。その需要は増える一方。しかし今、トラック業界は深刻なドライバー不足に悩まされています。理由は高齢化によるドライバーの退職や、厳しい労働環境(長時間の運転や肉体労働)による離職など…。
しかし、2017年3月、道路交通法が改正され、新しい免許の区分として「準中型免許」というものが増えました。この準中型免許では総重量3.5t~7.5tの車両を運転できる(中型免許だと5t~11t)上に、普通免許がなくても取得できるので、18歳から取れるのも魅力で、様々な人にとって比較的「取りやすい免許」となっていると思います。この準中型免許の登場により、トラックドライバーの増加も期待出来るかもしれません。
一方、運送会社の側も、若年層や女性、外国人などを積極的に採用する方向で、人材確保を進めています。例えば大手運送業者であるヤマト運輸では、たくさんの女性、特に、住んでいる地域で好きな時間だけ働ける主婦層の人々が集配を担当したり、フルタイムで働ける人材を確保しにくい仕分け作業は機械化を最優先事項としたり…といった努力をしています。
それだけ今の運送会社は、人手不足だということです。「トラックドライバーという職業や、運送業界に興味がある」という人は、この機会に運送業界に足を踏み入れてみるのも良いかもしれませんね。トラックの運転手と言うと「3K=キツい・汚い・危険」と言われた時代もありましたが、きちんとした会社を選べば、快適な労働環境を得られる可能性も充分にありますよ。
では、どのような会社なら「きちんとしている」と言えるのでしょうか。そしてどのような会社は「ブラック企業」なのでしょうか。次は、その見分け方の一例をご紹介していきたいと思います。
【『良い運送会社』とは? ~『ブラック』な運送会社に就職してしまわないために】
運送会社の良し悪しを見極めるには、まず車両や、車両の装備を見ること。最新のトラックは、ほぼ間違いなく安全性能が高いものばかりで、乗用車のような「衝突被害軽減ブレーキ」なども備えられています。また、標準装備だけでなく、特別装備があるかどうかも大切なポイントです。安全装置がついているということは、それだけ社員を大切にしているということの表れ。特に重要なのが「ドライブレコーダー」と「デジタルタコグラフ」。この二つの装備は、駐車してあるトラックを見ただけで付いているかどうかが分かるので、是非チェックしておくことをお勧めします。
また、保有車両やドライバーの数が多い企業も個人的にはお勧めです。車両の台数が多い会社では、その中に「予備車」というものがあり、自分の使うトラックが故障などで使えなくなった場合でも、予備車に乗ることで通常のように仕事が出来て、自分の賃金を得られます。また、ドライバーが多ければ、自分が怪我や病気をしてしまっても、代わりのドライバーが居るので無理をすることが無く済みます。トラックドライバーは体力勝負な面もありますから、不調の時にはきちんと休み、英気を養うことも大切なのです。
最低限、これらのことを就職する前にチェックしておくと「とんでもないブラック企業に就職してしまった!」という事態は防げると思います。参考にしてみて下さいね。