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道の駅 あやま

【道の駅あやまの地理的特徴】

道の駅あやまは、三重県伊賀市の三重県道49号(甲南阿山伊賀線)沿いにある道の駅です。

駐車場には大型車両8台、小型車両50台、障がい者用車両2台を駐車することができます。

トイレは男性用6個、女性用6個、障がい者用トイレは1個となっています。

 

【道の駅あやまの特徴について】

道の駅あやまは、豊かな緑に囲まれた伊賀市阿山地方の山の傾斜をイメージした屋根と自然の溶け込むグリーンカラーが特徴の道の駅。

伊賀地方は特産品には事欠かない地域でもあります。道の駅内の物産直売所にも一見岩石のような荒々しさを持ちながらも独特の色艶を持つ焼き物『伊賀焼』や、美しい色に染められた絹糸を、組台という専用の台を使い様々な組み方で組んでいくことで、より丈夫で独特な形状を組み上げていく『伊賀くみひも』、そして何より伊賀地方と言えば忍者の里!ということで忍者の携帯食であった『かたやき』など様々なお土産品が並びます。

お食事処『ささゆり』では、伝統的な肥育方法で育てられた最高級の牛肉である伊賀牛を使ったメニューがいくつかあり、中でも『伊賀牛肉うどん』がイチオシ!伊賀牛を惜しみなく使用した肉うどんですが、値段は700円と手軽に伊賀牛を味わえます。肉うどんにご飯、豆腐、地元の旬の野菜を使用した小鉢1品がついた『伊賀牛うどん定食』860円もあります。

また、道の駅には大変珍しいそば打ち体験施設『玉の腰そば打ち道場』があり、土・日・祝(平日は要予約)にそば打ち体験が楽しめます。10名の先生が持ち回りでそば打ちを教えに来ているそうで、親切、丁寧、そして楽しくそば打ちを教えてくれます。地元川上地区で採れたそば粉を自分で打って目の前で茹でて食べられるとあって人気の施設となっています(1鉢(3名様まで)3,500円、1名増えるごとに500円追加)。

伊賀忍者の使用した“菱の実”を使用した『大判焼ひしみちゃん』は道の駅あやまでしか買えないオリジナル商品。栗あんなど季節限定の商品もあり、多い日には一日350個以上売れることも。

他にも道の駅内には地元の人気店『トルタロッソ製パン』の出張販売所や、こってり系のラーメン店、ガラスびんショップ、クレープの屋台などいくつものテナント・屋台が並び、地域密着型のアットホームな雰囲気の道の駅となっています。

 

【食べる!ふれあう!体験する!農業公園『伊賀の里モクモク手づくりファーム』】

道の駅あやまから車で約5分の距離に『伊賀の里モクモク手づくりファーム』があります。名前の“モクモク”は園内にログハウスが多いことから木の『モク』、手作りファームのハムやソーセージが燻製であることから煙の『モクモク』、忍者の里で有名な伊賀にあることから忍者の煙の『モクモク』とかけられているそう。

園内は入園料無料の『ファーム前エリア』と入園料500円が必要な『ファームエリア』があり、主に『ファーム前エリア』はお店や温泉施設が立ち並ぶお買い物エリアで、『ファームエリア』は体験館や工房、ミニブタのステージ、学習牧場などがある体験・見学エリア。ハムやソーセージなどの加工品や野菜、ビールまで『おいしさと安心の両立』をテーマに、添加物を一切使用しない無添加製品と必要最小限の添加物のみを使った低添加製品だけを製造しており、レストランや料理店で味わうことができます。体験工房ではソーセージ作りやパン作り、アイスクリーム作りと多様なワークショップが用意されており、一日あっても時間が足りないほど。そんなときはコテージのある宿泊施設もあるので、泊りがけでゆっくりと楽しむこともできます。食に体験、ふれあいと盛りだくさんな農業公園です。

 

トラックと物流

【どうなる、どうする?英国のEU離脱による物流への影響】

2016年6月英国が国民投票でEU離脱を決めたことはご存知かと思いますが、現在英国のEU離脱は時期や離脱の合意協定をめぐって大モメにモメており、当初2019年3月29日を予定していた離脱時期も、4月もしくは5月に延期され、さらに10月末に延期されました。EUと英国間の離脱協定も英国議会で否決されるなど、“合意なき離脱”ともなりかねない状況です。

この英国のEU離脱問題、実は世界経済はもちろん、物流業界とも密接に関係しています。合意なき離脱となった場合危惧されているのは関税とユーロトンネル。

EU所属状態の現在ではイギリス製品に関税は掛かりませんが、合意なき離脱となった場合、英国製品に関税がかかることになります。

関税の復活によって起こるさらに大きな問題はユーロトンネル。英~仏間でドーバー海峡を繋ぐトンネルで、現在はフリーパスですが、英国のEU離脱に伴って通行税、手続きが必要になります。

そうなると英国~EU諸国への物流に制限がかかることになり、手続きの必要性から大渋滞に陥ることは容易に予想できますし、トラックによる輸送へ移行したとしても結局通行税が発生し、どちらにしても物流が滞ることになるでしょう。そうなると英国内にある企業は必要な部品や材料の調達が困難になり、輸送コストとともに商品価格も上昇、経営面に影響を及ぼしかねないため、英国内に支店や工場を持つ海外企業は事業縮小や撤退を余儀なくされると思われます。そうなればそれら英国内の製品や、EU諸国の製品を海外輸送している物流会社にとっても大問題となります。

英国国内のみならず世界経済をも左右するEU離脱問題。物流業界にとっても大きな混乱が生じるでしょう。