トラックを運転するときには、さまざまな場所に行くことが多いのではないでしょうか。そして、はじめて行く場所の場合、今は多くの方がカーナビやスマートフォンを使って地図を確認しますよね。
ただ、トラックを運転中に地図を確認するときに画面を注視していては、大事故を起こしかねません。
ここでは、カーナビやスマートフォンを使って、トラックを運転中に地図を確認するときの注意点をご紹介いたしますので、トラックドライバーの方はぜひご覧ください。
トラックを運転中にカーナビを使って地図を確認するときの注意
道路交通法により、ながら運転は罰則となります。ながら運転と聞くと、スマートフォンの操作をイメージする方が多いとは思いますが、カーナビ操作でも画像を注視すると違反になるため注意しましょう。
国家公安委員会が事業者に向けた告示で、注視はおおむね2秒を超えて画面を見続けるということを明記しているため2秒以上は注視となる可能性が高いです。時速40㎞で走っていた場合、2秒でも20m以上進んでしまうため、事故を起こしやすくなります。
たとえば、信号待ちなどの短時間の停車の際に操作するのは避け、路肩などに駐車して操作するようにしてください。
トラックを運転中にスマートフォンを使って地図を確認するときの注意
個人で所有していないトラックの場合、トラックにカーナビが装備されておらず、今では便利なスマートフォンで地図を確認される方が多いと思います。
ただ、スマートフォンを使って地図を確認する場合、手でスマートフォンを保持して運転中に使用するなどは道路交通法で禁止されているため注意しましょう。
また、カーナビと同じで、ハンズフリーでも画面を注視していると違反になります。
違反した場合には、事故を起こしていなくても懲役や罰金の罰則が課せられます
そしてトラックの場合、普通車を運転している場合よりも罰則は重くなります。
まとめ
ここでは、カーナビとスマートフォンを使って、トラック運転中に地図を確認するときの注意点をご紹介いたしました。
トラックの運転中に地図を確認しようとカーナビやスマートフォンを操作して注視したり、スマートフォン操作の場合は保持しながら操作したりするのは道路交通法に違反することとなります。
地図を確認するときには路肩に駐車して操作するなど、事故を防ぐために道路交通法を守って、安全に運転するよう心がけてください。