トラックドライバー業務のうち、ルート配送ドライバーに挑戦してみたい方はいませんか?
特に身近なトラックドライバーと言えば、ルート配送ドライバーです。
ルート配送ドライバーは、ネットショッピングの普及に合わせて年々物流量が増え続ける現代の物流の担い手として、今では欠かせない職業になっています。
ここでは、ルート配送ドライバーについて、実際にどんな仕事をしているのか、仕事に就くことのメリットやデメリットをご紹介します。
ルート配送について知りたいと思っている方などはぜひ、参考にしていただけたらと思います。
ルート配送ドライバーとは?
取引先の店舗やオフィスなどの固定のお客様に対して、指定の時間に指定された荷物をお届けし、納品することをルート配送といいます。
配送物は会社により異なりますが、資材や食品など運搬するものは多岐に渡っています。
ルート配送ドライバーは、ただ運転するだけではなく、荷物の積み下ろし作業もあります。
重い荷物が含まれている場合もあるので、時には力仕事も発生します。
そしてお客様の大事な商品や食品だからこそ、細心の注意を払う必要があります。
また、基本的に納品先や届ける荷物は同じなので、ルーティーンワークになりやすいのも特徴です。
毎回の配送先は決まっていて、同じルートを巡るため、早く道を覚えることでスムーズに仕事をこなすことに繋がります。
工夫次第で効率よく配送することが可能なため、基本的には長時間労働を避けられるでしょう。
ルート配送ドライバーのデメリットは?
ルート配送ドライバーでも夜間や深夜に運転する場合があり、配送内容によっては朝5時など早朝勤務もあります。
夜間ならば眠気と戦うことになりますし、生活リズムを崩したくない方には厳しいかもしれません。
ルート配送は基本的に一人で担当することが多いので、一人での作業が苦手だとデメリットになってしまいます。
荷物の積み下ろしなども一人ですべて行うので、思っている以上に体力を消耗するかもしれません。
お客様のスケジュールが優先されるので、繁忙期には仕事が集中的に増えやすく、残業が発生する場合もあります。
また、特別な資格を有しない分、決まったスキル以上にスキルアップを狙うことは難しいでしょう。
ルート配送ドライバーのメリットは?
顧客やお子さまに商品を納品した際に、喜ばれたり感謝されたりなどの達成感を得られることで、やりがいを感じられるのがメリットの一つです。
需要の高い業界なので、仕事を失うことがまずなく、長く勤めたい方にとって安心できる点もメリットとなっています。
そして顧客と何度も顔を合わせるからこそコミュニケーションを取りやすくなり、信頼関係を築きながら気持ちよく働けるでしょう。
ほかにも基本的には一人で行動するため、好きな音楽をかけるなどして日中に自由に活動できること、仕事の時間がある程度決まっているのでスケジュールを組みやすく、プライベートを大切にできることなども挙げられます。
まとめ
ルート配送ドライバーの仕事内容とデメリットやメリットについて解説してまいりました。
ルート配送ドライバーの仕事は、働く時間帯や業務内容を考慮しても楽な仕事とは言えませんが、現代の物流を担っているという実感からやりがいを感じられる仕事です。
特に運転が好きな方や単調作業が苦にならない方に、ルート配送ドライバーは向いています。
この機会に理解を深めて、自分に向いているかどうかをぜひ検討してみてください。